佐藤琢磨がインディカー第11戦エドモントンの決勝レースを9位で完走した。予選13番手から95周のレースをアグレッシブに駆け抜け、自己ベストとなるシングルフィニッシュ! 再スタート後に追突される不運がなければ7位でゴールできていたと思われるレースであった。
佐藤琢磨が輝きを失って数年、F1から離れて2年、1年間の浪人生活を経て、今年はインディカーレースに転身したが、結果を残せずに苦労していたようである。古いF1ファンには懐かしく感じるロータスカラー(濃緑)のマシンに乗り、結果がでなくても腐らずに走り続けた結果の9位であった。
BAR・HONDAで2004年にブレーク、日本人最高の予選順位(2位)、日本人タイの決勝結果(3位)とこの頃が一番輝いていたように感じるのは私だけではないと思う。
そして目標はF1復帰と公言し、そのために遠回りを覚悟でインディカーレース挑戦を決めた今年、まずは今回のシングルフィニッシュを弾みに表彰台をゲットすることをまずは目標に残りのシーズンを駆け抜けてほしい。
今回のレースシーン写真は →
インディカー第11戦エドモントン