我家では祖父母の時代から年に2回、お月見をしていた。十五夜の夜とそして十三夜の夜である。子供心に十五夜は一般的であったが、十三夜は小学校の先生も知らないようなマイナーな行事であり、我家のみのものかと思っていた。
ネットで十三夜と調べるといろいろな情報をみつけることができ、また最近では近所の神社(金王八幡宮)のお知らせボードにも下記のようなチラシが貼られている。日本固有のただ、古来からのしきたりのようである。
我家でも昔は栗などを食べていたが、最近は「団子」のみとなってしまった。十三夜の月は左側がすこしかけているので、見た目が栗に似ているともいえる。
また「片月見」であるが、これは江戸時代に遊郭の遊女がごひいき筋の旦那を引き止めるために作り上げたもの(2回こさせるために)との説もある。
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十三夜の意味
このページはよく十三夜について調べられており、秀逸だと思う。他の項目も掲載されているので一見の価値はある。