平和の群像と自由の群像

先日、代々木公園内にあるしあわせの像についてのブログを書いたが、その中で「とっておきの話」のページについて若干触れていたと思う。今回はその件についての補足である。
しあわせの像が「放送功労者顕彰」を記念して制作されたのに対して「平和の群像」は「広告功労者顕彰」、そして「自由の群像」は「新聞人顕彰」を記念して制作されたものである。
まず「平和の群像」についてであるが、内堀通りと青山通りの接点に建てられている。最高裁判所の敷地内にあるのかは定かではないが(生垣で明確に区分されている)、一角を盛り土してあり、歩道から数段の階段を上るとご覧の像にとどりつく。台座の項には制作にあたっての主旨などが書かれており、これは「しあわせの像」と同じである。
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言い忘れたがいずれの像も電通が大きな役割をはたしており、こちらの「平和の群像」は電通創立50周年の昭和25年に東京芸術大学名誉教授・菊地一雄が制作している。
広告とは関係ないが、この場所は江戸時代の画家・蘭学者として有名な「渡辺崋山」生誕の地だそうである。千代田区教育委員会の説明板が立てられており、そちらに記述されていた。
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さて、内堀通りを国立劇場方面へ歩き、FM東京本社を横目でみながら千鳥ヶ淵公園に行くとまずこの群像が目につく。ご覧のように小さな池の真ん中に立てられており、知らない人からは何の像であろうかと興味の対象となること間違いないと思う。台座はなく、池のほとりに説明書きがある。
それによると、「自由の群像」も電通創立50周年の昭和25年に企画されたそうであるが、終戦後間もない時期ということもあり、実際には創立55周年事業として昭和30年に制作されたそうである。制作は「平和の群像」と同じく菊地一雄が担当している。新聞人顕彰ということもあり、台座は低く、見る人の目線にあった配慮がなされている。皇居の周りをジョギングするランナーは見かけたが、早朝に行ったのでほとんど人はいなかった。
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by motokunnk | 2011-01-08 10:12 | 記念碑 | Trackback | Comments(0)
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