見せ場は作ったフリオーソであったが、芝でのスタートダッシュがつかなかったことが影響して道中の位置取りがかなり後方となってしまった。
デムーロにしてみれば直線での追い込みにかけたのであろう。最後はいい足を使ってバーディバーディをとらえたところがゴール版であった。終始自分のスタイルで競馬をしたトランセンドが暮れのJCダートに引き続きGⅠを連勝、これでドバイ遠征が楽しみである。
対抗、3番手に指名したシルクメビウス、セイクリムズンは見せ場なく、掲示板外の着順となってしまった。5着以内には外国人ジョッキーが3名、それぞれ人気の高い馬に騎乗してはいるが、日本人ジョッキーの奮起を促したい結果といえるかもしれない。
フェブラリーSの結果
1△12 トランセンド 牡5 藤田伸二 1:36.4
2◎13 フリオーソ 牡7 M.デムーロ 1 1/2
3△ 5 バーディバーディ 牡4 池添謙一 クビ
4△ 7 ダノンカモン 牡5 U.リスポリ 1 1/4
5 16 マチカネニホンバレ 牡6 A.クラストゥス クビ