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JRAリーディングジョッキーの話し

昨日で2011年のJRA全レースが終了した。3冠馬のオルフェーヴルが有馬記念を制して3歳にして4冠達成の偉業をいとも簡単に実現してしまった。来年は凱旋門賞挑戦という見出しが今朝のスポーツ新聞で見かけられた。
ただ私の興味はリーディングジョッキー争いであった。「リーディングジョッキーは武豊」という時代が何年も続いていたが、ここ数年は横山典弘、内田博幸と関東の騎手がリーディングジョッキーとなっていた。そして今年は岩田康誠と福永祐一のマッチレースが年初から繰り広げられていた。
12月に入った段階では岩田康成の後塵をはいしていた福永祐一であったが、ここ2週間の追い込みはすざましく、最終日には同じ131勝で並ぶまでに追い上げてきた。同一勝数だと2着の回数の多い騎手がリーディングとなるので2着の回数では負けている福永は1勝岩田を上回る必要があった。
そして迎えた最終日、幸先よく1レース4番人気のドラゴンフォルテで勝利をあげると、岩田康成は勝ち鞍をあげることができずに、最終レースを待たずにリーディングジョッキーが確定した。最終レースでは7番人気のヤサカシャイニーを好騎乗で1着に導き、自らの勝ち数を133に引き上げて晴れのリーディングジョッキーとなった。JRAリーディングジョッキーの話し_d0183174_2013312.jpg
福永祐一のお父さんは競馬の世界では超がつくほど有名な洋一元騎手。落馬事故で騎手生活を終えてしまったが、その騎乗ぶりは天才といわれたものであった。私が競馬ファンとなったのも福永パパとエリモジョージの天皇賞を見たのがきっかけであった。福永落馬の後は一時期競馬とは距離をおいていたが、その息子が騎手デビューしたころからまた競馬を見るようになった。
デビュー当初は親の七光りとも陰口をたたかれていてたようだが、昨年頃(関西のリーディングとなった)から騎乗スタイルも変化し(頭の位置がずれない騎乗のようだ)、リーディングジョッキーを狙うと公言していた。有言実行ができたことはファンとしてうれしいが、本人も言っているように毎年リーディングを争えるジョッキーであってほしい。
そして私の願望は来年は牡馬クラシックタイトルをつかんで欲しいものである。ワールドエースというお手馬があるので意外と来年のクラシック路線は騎手は福永一色に染まってしまうかもしれない。牝馬はジョワドヴィーヴルが控えているので。

Gallop Online → 福永祐一騎手が初の全国リーディング獲得!最終週で大逆転
by motokunnk | 2011-12-26 19:18 | スポーツ全般
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