ベテランと新鋭の争いとなった陸上日本選手権

ロンドン五輪まであと2ヶ月弱となり、各競技でオリンピック代表が続々と決定している。団体競技は国別となるので、選ばれるには国対抗の予選を勝たなければならずにたいへんであるが、個人競技は各団体で選抜基準がマチマチのようである。
さすがに、参加することに意義があるということで選手を送り込む競技団体は皆無に近いと思うが、競技自体でメダルを狙うのか、入賞を目指すのかは種目それぞれで異なっているようである。
そして一昨日からオリンピックの華と言われている陸上競技の代表選考を兼ねた日本選手権が開催されている。そして昨日、注目の競技が開催された。まずは男子やり投げである。この種目は長らく村上幸史の独壇場であった。過去13連覇をなしとげ、また世界選手権でも銅メダル獲得という、いわば、やり投げ界の室伏広治のような存在であった。
その村上幸史にライバルが出現した。ディーン元気である。現在大学3年生のディーン元気は伸び盛りで記録も84mを超え、単純に記録だけ見ると村上幸史を凌駕して日本人トップである。その二人が争ったやり投げは見ごたえのある熱戦であった。やり投げは全部で6回投げてベスト記録を競うのだが、まず村上幸史がリードし、3回目に自己新となる83.95mを投げ、この時点でトップとなった。
それに対してディーン元気も負けてはいない。続く4回目に84.07mを投げわずか8cm村上幸史の記録を上回り、これがベストとなって代表の座を射止めることとなった。陸上競技の場合は標準記録というものがあり、その記録をクリアーしている選手は各国3名まで選ぶことができるそうで村上幸史も月曜日に陸連から発表される五輪代表には間違いなく選出されるはずである。
村上幸史の談話によれば、日本人同士で世界に挑戦できることはうれしいと言っているので、今年のオリンピックの陸上競技はハンマー投げ以外にもやり投げにも注目である。
それ以外にも昨日は標準記録を上回っている選手が優勝して代表に選ばれている。彗星のように現れた高校生に競り勝った女子100mの福島千里、最後まで九鬼と競り合った男子100mの江里口匡史、為末の後継者と目される400m障害の岸本鷹幸そして最後はフラフラとなってしまったが世界を意識下走りを魅せた400mの金丸祐三、これらの選手がオリンピックの代表の座を射止めた。そしてこの他にも箱根駅伝を沸かせたランナーが多数参加した男子10000mでは佐藤悠基が最後の接戦を制して優勝し、代表の座に近づくなどそれぞれの競技で多数のドラマが生まれた。
最終日には女子5000mなどがあり、これまた多数のドラマがうまれそうである。

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by motokunnk | 2012-06-10 08:35 | スポーツ全般 | Trackback | Comments(0)
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