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日本人ドライバーにとって最高の結果がでた1日

ヨーロッパ、アメリカでトップフォーミュラレースに挑戦している2人の日本ドライバーが昨日のレースで自己最高の結果を出した。まず、ヨーロッパで開催中のF1ドイツGPから。
予選での結果は必ずしもベストとはいえなかった小林可夢偉であったが、スタートから積極的な走りをみせ、序盤から順位をアップさせていく。レース中盤ではレッドブルのウェーバーを抜いて7位に進出、その後も順位をあげて自己ベストタイとなる5位でフィニッシュした。
ここ数戦、結果を残すことができなかったので、可夢偉自体にとってもうれしいポイント獲得であったようだ。レースそのものはアロンソがポールトゥウィンで今シーズン3勝目をあげた。何か今年はアロンソの年のようである。可夢偉にとっての朗報となったニュースは、レース後にもたらされた。2位でフィニッシュしたベッテルにペナルティが課せられ、自己最高の4位というリザルトとなった。
「再び好成績を収めることができたから、チームにはとても満足しているよ。ここ2レースはアンラッキーだったし、昨日の予選も上手くいかなかった。特にドライでのクルマのパフォーマンスは本当に力強かったよ。予選がもっと上手くいけば今日はモッといい結果が達成できただろうね。レース序盤にミディアムタイヤを履いた時はちょっと厳しかったけれど、戦略は上手くいったよ。スタートしたポジションを考えると、18ポイントは素晴らしい結果だよ」とコメントしている。
そして、今朝未明に行われたインディカー第11戦 エドモントンで佐藤琢磨がこちらも自己最高位となる2位を獲得した。それも優勝したカストロネベスとはわずか0.9秒差の2位であった。
佐藤琢磨といえば、5月末のインディ500マイルで最終周までトップ争いをして、惜しくもリタイアに終わったことを思い出す。それ以後、いいレースはするが、結果が出せずに苦しんでいたようであるが、ここエドモントンは昨年のレースでポールを獲得しているサーキットであり、相性のよさもよかったのかもしれない。
「レース終盤のトップ争いは本当に激しく、バトルを思いきり楽しみました。相手をオーバーテイクできていたら、もっと喜べたのですが、今日の自分たちとしては持てる力を出し切っての戦いができており、最善の結果を手に入れたと思います。2位は本当にうれしい結果です。インディ500以降は厳しいレースが続いていただけに、今回こうして表彰台に上る2位フィニッシュを記録できたのは、自分にとってだけでなく、チームが自信を取り戻すために大きな力を発揮してくれることと思います。エンジニアをはじめ、クルーたちは本当にすばらしい働きをし続けてきてくれています。これで勢いを取り戻すことができました。残る4レースが非常に楽しみです」とコメントしている。
両ドライバーとも次回のレースが楽しみとなってきた。小林可夢偉には初表彰台を、そして佐藤琢磨には初優勝を期待したい。

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by motokunnk | 2012-07-23 19:08 | スポーツ全般
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