人気ブログランキング | 話題のタグを見る

67回目をむかえた終戦記念日と竹島問題

今日は67回目の終戦記念日である。あの第二次世界大戦が日本の無条件降伏にて幕を閉じた日でもある。少年時代に何故終戦記念日というのか(敗戦記念日といわないのか)を疑問に思っていたが、日本政府として終戦という言葉を選んだのではないだろうか。
日本にとっては終戦記念日であるが、日本が不当(?)に領土を占有していた朝鮮半島や中国(満州や台湾など)にとっては独立という新たな記念日としても位置づけられている。そのように考えると先般の韓国・李明博大統領の竹島訪問はある意味で納得できる行動ではないかとも思う。
そもそも竹島は日本古来の領土であったことは事実である。問題は第二次世界大戦の敗戦処理でどこまで日本国としての領土が認められたかにあるような気がする。サンフランシスコ条約締結により、日本国の領土が確定しているわけであるが、どうも竹島という島については明記されていないか、明記されていても連合国側(特に米国と英国)での認識が異なっていたという記述を見たことがある。ウィキペディアにもそのようなことが書かれている。
領土問題については国際裁判所に訴えて裁きを受けることができるが、日本は再三訴えを起こしているようだが、韓国が拒否をしているようだ。韓国も竹島の実効支配を続けるのであれば、日本に対して公の立場で正々堂々と論戦を挑むべきである。
この時期の李明博大統領の竹島訪問についてはどうもご自身の人気取りのように思えてならないのであるが、いかがなものであろうか。ロンドン五輪での韓国選手のふるまいといい、竹島問題がひょんなことから注目されてしまっている終戦記念日である。ところで野田首相の靖国神社参拝はどうなったのであろうか。民主党政権となって公式参拝はなくなったようであるが、意外と参拝しているかもしれない。ご本人としては難問山積みでそれどころではないとは思うが。

読売新聞 → 社説
ウィキペディア → 竹島
日本政府 → 竹島問題(PDFあり)
by motokunnk | 2012-08-15 08:54 | 日記
<< 散歩を楽しく/ハチ公と8月15日 散歩を楽しく/自動車ショウがヒ... >>