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緑内障と眼圧日内変動検査

昨日、眼圧日内変動検査を行ってきた。そもそもの発端からお話しすると、夏に実施した人間ドックで乳頭陥凹拡大があると判断され、緑内障の疑いがあるので専門医でのチェックをお薦めしますという所見からスタートした。
早速、乳頭陥凹拡大なるものを調べてみると、その多くは緑内障が原因ということがわかった。そこで、近所の医者に眼科医を紹介してもらい、先日その眼科にて診断をしたもらったところ、緑内障との診断があった。その治療方法を検討するので眼圧日内変動検査をしますということで昨日の検査となったわけである。
そもそも緑内障とはどういう病気なのか、恥ずかしながら理解していなかったのでまず緑内障から調べることにした。日本緑内障学会のガイドライン(第二版)によると、「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」とある。
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眼圧のコントロールが重要なわけである。そこで眼圧の適正値はあるのかどうか調べてみることにした。日本人の場合には眼圧は10mmHg ~12mmHgだそうである。それからすると私の眼圧はドックの結果によれば14mmHgなので高い部類に入ってしまうが、個人差もあるので眼圧の正常値は一応10~21mmHgと言われている。この範囲であれば何ら問題はないのが、やはりちょっと高めではある。
その結果として、昨日の眼圧日内変動検査となった。眼圧日内変動検査は2~3時間おきに眼圧を図る検査なので、ほぼ1日拘束されてしまう。そのため空時間で視野検査をすることになった。
視野検査は私にとってはやっかいな検査である。担当から、光を追いかけないでくださいと何回も注意されたしまうのであるが、やはり光を追いかけてしまう。検査をやられた人もわかると思うが、人間の目は光に反応するようにできているのではないか。案の定、今回の検査でも予定をはるかに上回る時間がかかってしまった(約1時間はかかったのではと思う)。緑内障と眼圧日内変動検査_d0183174_1926836.jpg
眼圧測定の空時間に病院の近辺を散歩したが、六本木通りの銀行のATMコーナーにはエリアの防災マップが置かれていた。東日本大震災以来、防災についての広報が重要となっている。このようなマップはいざというときに便利である。特に西麻布(検査を受けたのが広尾の日赤医療センターであったので)周辺はオフィスが多くそこの従業者は土地に不案内と思うので、日中被災した場合にはこのマップが重宝されるのではないかと思った。
さて、最後の検査結果と担当医の診断によれば初期の緑内障であるとのこと、点眼薬で治療(といっても進行を遅くするしか緑内障の治療はないのだそうだ)しましょうということになり、タプロス点眼液を処方してもらった。
このタプロス点眼液というのはやっかいな薬のようで、目の周囲が黒くなる人もいるそうである。ということでお風呂に入る5分位前に点眼しなさいと医者から言われた。また医局でその薬をもらったのだが、その薬の処方の紙にもしっかりとそのことが書かれていた。
なんだかんだで一日が終わり、3か月後の検査まで毎日点眼することとなった。これも歳をとってしまったことによるものなのかもしれない。

参考URL → 視神経乳頭陥凹拡大
参考URL → 緑内障
参考URL → 眼圧正常値
参考URL → 眼圧日内変動検査
参考URL → タプロス点眼液(PDF)
by motokunnk | 2012-10-30 19:27 | 日記
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