東京駅のちょっと変わった楽しみ方(後編)

夜来の雨もあがり、今日は首都圏は晴天のようである。絶好の散歩日和かもしれない。昨日は午前中から雨だったので散歩は控えたが、今日はいちょう祭りを見に行こうかと思っている。
その前に先日紹介した東京駅の観光スポット後編を紹介したい。先回は元首相の狙撃事件跡の2ヶ所の紹介であった。今回はその他をまとめて紹介することにする。まず丸の内口各所に貼られているこんなプレートがある。知っている人も多いと思うが、復原工事をした際、昔の地中梁を抜いて全て施設で免震構造構造を採用している。
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免震ゴムを採用した免震の仕組みとなっており、10月のブリヂストンのCMで放送していたのでご覧になった人もあるかと思う。免震構造の簡単な説明が各所に貼られている。
その次は、観光スポットで紹介している「東京駅の石碑」、「駅長室」である。
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どちらも「御車(みくるま)寄せ」の左右に設置されている。「御車(みくるま)寄せ」は現在は利用されていないようだが、天皇、皇后両陛下や国賓、公賓、皇族などが東京駅をご利用になる際に乗用車をつけるところだそうである。駅長室であるが、当初の場所から駅中央に移されているそうである。また風除けも随分当初のデザインから現代風のデザインに変更されているようで、よく見ないとこれが駅長室かと判断できないようである。
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現在は内部が公開されていないが、内部には横山大観画伯の絵画「富士に雲」などの美術品のほか、東京駅の基礎を作る時に使われた松杭等が置かれているそうである。
さて、これらの施設(石碑、プレート)は皆駅構内に入らなくても見ることができるが、これから紹介するものについては、入場券を購入する必要がある。
昔、「日本一高い駅は東京駅」というなぞなそがあったと思う。これは各鉄道の始点が全て東京駅となっていることに起因している。別の言い方をすると全ての上り列車は東京駅へ向うということになる。その結果として、各路線の出発地点を示す「標識」が複数見ることができる。正式名称は「ゼロキロポスト」というそうである。ネットで「ゼロキロポスト」といれ検索すると、多数のブログがあり、全国各地店の「ゼロキロポスト」写真を見ることができる。
東京駅にも中央線や山手線ホームから「ゼロキロポスト」を見ることができる。ちょっとかわった「ゼロキロポスト」の写真である。
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右の写真が4、5番線の間に設置されたポストである。東京駅の中で一番有名なポストではないかと思う。蛇足ながらいつも見ているポストでもある。そのちょうど反対側にあるのが左の写真のポストである。21世紀になってから最上階に移設された中央線のホームにも真新しい「ゼロキロポスト」が設置されている。ただこちらは1番線側であり、2番線の同位置には、何の変哲もないポストが設置されている。
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東京駅といえば新幹線の発着地として有名であるが、新幹線のホームには別の記念碑も建てられている。それは18、19番線の品川寄りにひっそりと建てられている「十河信二」の記念碑である。
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十河信二と書いて、そごう しんじと読むそうである。第4代日本国有鉄道(現在のJR)総裁(在任1955年 ー 1963年)。「新幹線の父」と呼ばれる人の記念碑である。ウィキペディアによれば
「島秀雄を技師長として国鉄に復帰させ、自らは政治的手腕をふるい、東海道新幹線の建設を国会で承認させ、島とともに新幹線建設計画を主導・推進した。」とあり、また「オンライン乗車券発売システム「マルス」を導入して座席券販売の効率化を図るなど、当時高度経済成長で大きく伸びていた輸送需要への対応に努めた。」とある。かなり先見性のある人物であったようだ。しかし、在任期間をみればわかるが東海道新幹線が開通したのは1964年、その1年前に退任している。これは東海道新幹線の建設予算超過の責任を背負う形で再任されなかったとのことである。かなり当初予算より膨らんでしまったようだ。
その結果、1964年の開通式には来賓として招待されなかったようである。その後、1973年に東海道新幹線の東京駅18・19番ホーム先端に東京駅新幹線建設記念碑が建立されたが、その碑には功績を讃えて、十河のレリーフと座右の銘である「一花開天下春」の文字が刻まれている。ちなみに、そのレリーフの自分の肖像を見た十河は一言、「似とらん」と言ったそうである。
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現在の場所はそのときの場所からちょっと移設されているようである。その他にこのホームには、「新幹線起点」がホーム中央に埋め込まれている。同様のプレートは東北・上越新幹線のホームにも埋められているが、こちらはデザインが異なっている。このそばの線路をみると枕木には0km000と印字されており、これも形をかえた「ゼロキロポスト」なのかもしれない。
この他にも「ゼロキロポスト」はあるようだ、暇を見つけて東京駅を散策するのもいいかもしれない。
「開業時のホームの支柱」も紹介されている。こちらも通勤時に利用するホームに設置されているのでほぼ毎日お目にかかっているしろものである。
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最後に待ち合わせスポットとして2ヶ所紹介されている。待ち合わせ場所として紹介されている場所は2ヶ所あり、1ヶ所目が「動輪の広場」である。
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これは丸の内地下北口をでたすぐの場所にC62の動輪が展示されていることから命名されたようで、現在は動輪の前に東京駅のミニチュアが展示されている。
もう1ヶ所は「銀の鈴」でこちらは現在の鈴が4代目ということだそうだ。八重洲地下中央口のすぐそばに設置されているのでわかりやすいし、そばには銀の鈴の歴史が書かれている説明板が貼られている。
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このように、東京駅には歴史的な記念碑が多数設置されている。何気なく通勤や旅行で通過するだけでなく、東京駅構内見学を称してツアーを企画してもいいほどの内容ではないかと思う。
参考URL → 東京インフォ・観光スポット
観光スポットが紹介されている。地図も用意されているのでわかりやすい。
参考URL → ブリヂストンの免震ゴムについて
東京駅は実績にはまだ掲載されていないが、免震ゴムのイロハがわかる
参考URL → 十河信二
ウィキペディアの十河信二紹介ページ
参考URL → 東京駅「新幹線起点」
個人の人のブログ、東京駅のゼロキロポストだけでなく、全国の鉄道についての紹介がある
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by motokunnk | 2012-11-18 09:37 | 街の風景 | Trackback | Comments(0)
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