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散歩を楽しく/ヒカリエではみかわち焼展が開催されていた

日曜日にヒカリエに行き、「みかわち焼展」を見てきた。焼物には興味があったことはあるが、「みかわち焼」とはどんな焼物なのか皆目見当がつかずに会場を訪問した。予備知識としては長崎県という地名からして伊万里焼や有田焼に近い技術ではないかというレベルであった。
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午前11時開館ということで、いつもより若干遅く家をでて会場のヒカリエ8階に出向いた。開館直後なのか来館者はほとんどおらず、ゆっくりとみかわち焼展を見ることができた。
「現在の長崎県佐世保市に技術の粋を集めたやきものがありました。そこで焼かれたやきものは、藩の名称から当時は「平戸焼」、現在は「みかわち焼」と呼ばれています。このやきものは、藩の厚い保護を受けていたため、江戸時代のさまざまな経済の荒波に巻き込まれることなく、技術の粋を極めた細工 ものや茶道具などをつくり続けることができました。」
と説明にあるように、どちらかと言えば「有田焼」に近い印象を受けるがそもそもが独立した考えで技術が確立されてようである。みかわち焼の特徴として「透かし彫り」「染付」「細工」「白磁」「唐子」の技術が5つのパネルで紹介されていた。
また、第15代陽山・中里末太郎のパネルも用意されていた。帰宅して調べてみると代々陽山という名称は「みかわち焼」の名代として継承されているようである。
それほど広くない会場で担当の方からしおりを渡されてしまったのには恐縮した。真剣に見ていたのかもしれないし、た来場者に配るように考えていたのかはわからないが、渡されて嫌な感じはしないので家に帰りよく見ることとした。そのしおりが下記である。
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「みかわち焼」を常設展示している美術館の紹介もあり、3つ折りだが内容は申し分ないと思う。機会があれば訪問したい場所である。
参考URL → みかわち焼
by motokunnk | 2013-01-22 19:08 | 美術館・博物館・美術
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