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横浜駅で見つけたパブリックアートなど

最近、副都心線でのパブリックアートを見てから、なんとなく駅のパブリックアートに気がつく機会が増えたように思える。街の中には絵画だけでなく、彫刻などのパブリックアートが各所に展示されているようである。最近、気がつくということはそれだけ心が広くなってきたのか、はたまた街中をきょろきょろ歩いているのかもしれない。
さて先日も横浜へ行った際、東横線横浜駅の中にパブリックアートを発見した。渋谷駅にあるパブリックアート(壁画タイプのもの)に雰囲気がよく似ているなあと思い、作者の名前を確認すると同一の作者であった。絹谷幸二「VIVA YOKOHAMA」と題された作品は2004年と印字されているので、例の副都心のパブリックアート作品(2008年)の4年前に製作された作品のようである。
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作品の説明によれば、横浜を代表する食料品会社からの要請により、みなとみらい線開通に合わせて壁画の原画を製作したようである。中央に富士山が描かれた見事な作品といえるのではないかと思う。
そして横浜駅にはもうひとつのパブリックアートの壁画がある。すべてを網羅してうぃるわけでないので、たまたま見つけたものだけを紹介しているので、この他にも壁画があるのかもしれない。そのときはまた紹介しようと思う。他ひとつの壁画は横浜駅西口をでてダイヤモンドシティに向かう途中に飾られている。
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「太陽とこども」という題がある壁画である。利根山光人という画家の作品のようでこちらは1982年4月に製作された作品のようで、飾られている場所の関係か、けっこう埃っぽい状態であったが、デザイン的には優れた作品をいう印象を受けた。これで綺麗な状態であればもっと目立つだろうにと若干惜しいような気持ちになったことも事実である。
帰宅し、作者である利根山光人なる人物をネットで調べると、マヤ文明をテーマにした作品を数多く残している画家で別名「太陽の画家」と言われたそうである。この作品も太陽をベースにしているので作風をそのまま反映しているし、どことなく中南米のカオリがする作品でもある。また、利根山光人記念美術館なるものが北上市に開設されているようだ。生前のアトリエを逝去後に個人美術館として公開したものだそうである。
パブリックアートは何も絵画だけでなく、いろいろな芸術作品が含まれるはずである。街歩きする際にはもっときょろきょろしながら目にはいったものを紹介していければと思っているのだが。
参考URL → 絹谷幸二
参考URL → VIVA YOKOHAMA
参考URL → 利根山光人
参考URL → 利根山光人記念美術館
by motokunnk | 2013-03-02 08:05 | 美術館・博物館・美術
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