散歩を楽しく/街で見かけるパブリックアート・その1

このブログでパブリックアートというキーワードを使ったのは、副都心線のパブリックアートを紹介したときが初めてであった。それ以来、街を歩いていると彫刻や壁画が目にはいるようになってきた。
そもそも、パブリックアートとはどういうものを定義するのか、その語源をたどってみることにした。いつものようにウィキペディアで調べてみると「パブリックアートとは、美術館やギャラリー以外の広場や道路や公園など公共的な空間に設置される芸術作品を指す。設置される空間の環境的特性や周辺との関係性において、空間の魅力を高める役割をになう、公共空間を構成する一つの要素と位置づけされる。記念碑的なものより、象徴的なもの、コンセプチュアルなもの、建築の壁画、音、風、光などを利用したものも含まれる。」とある。
これによれば、街角に設置される芸術品すべてがその対象となるようである。そんな視点で街を歩いて気づいて(目にはいった)パブリックアートを紹介していくことにする。まずは自宅周辺というよりは渋谷駅周辺で見かけたものを中心に紹介していく。
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渋谷と言って、まず思い浮かぶのはハチ公の銅像である。これもりっぱなパブリックアートだと思う。そしてハチ公の銅像のほかにも待ち合わせ場所として有名なモヤイ像などが思い浮かぶ。一般にはモアイ像というようだが、渋谷の像はモヤイ像が正式名称だそうである。
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またハチ公前広場にはハチ公ファミリーなる壁画もある。これはJR東日本が設置しているものである。作者は北原龍太郎という画家で1990年に製作されているようである。レリーフには次のように書かれている。
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「この陶板レリーフは、渋谷駅北口広場が長年みんなに愛されている「ハチ公」にちなんで「ハチ公広場」と名称変更したことを記念して創作された。
「ハチ公」には両親ときょうだいがいました。娘と息子がいたともいわれています。そう、「ハチ公」には愛するファミリーがあったのです。
いまも、「ハチ公」とそのファミリーは、きっとどこかで楽しい時と過ごしているにちがいありません。
そのことを渋谷を訪れるみなさんに知っていただきたい。そんな願いをこめて、「ハチ公ファミリー」をモチーフとする陶板レリーフが誕生しました。
日本伝統の信楽焼の陶板にハイテクノロジーの光と音を加えてひとつにした 「時を告げるハチ公ファミリー」。みんなの新しい”待ち合わせ広場”です。」
確かに、休日などはこのレリーフの前で待ち合わせをしているグループを見かけることがある。この他に、渋谷区の「渋谷の碑」も設置されている。作者は不詳であるが、説明によると
「今日の渋谷を築いた先人に感謝しつつ、平和で豊かな未来に向けて渋谷が活力を生み出していく象徴として「平和・国際都市 渋谷の碑」を設置します。」とある。2003年11月に設置されたようだ。
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この他にもパブリックアートといえるものがマークシティに設置されている。「明日の神話」は有名であるが、このそばにも壁画が設置されている。天津恵という画家の「BRIGHT TIME」という作品で、日本交通文化協会が2000年に設置している。
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日本交通文化協会といえば、このブログでも紹介している「交通総合文化展」を開催している団体であった。また日本交通文化協会のホームページを見てみると、渋谷駅周辺でも「ハチ公ファミリー」を手掛けている。また先日ブログで紹介した横浜駅の「太陽とこども」や「VIVA YOKOHAMA」も手がけているようである。駅のパブリックアートはかなりの部分で関連しているような団体のようだ。
壁画の横には作者の言葉も紹介されている「宇宙の中でもっとも美しい星。 太陽の輝きのなかで世界が目覚め、 鳥たちがはばたき、 リズミカルな音が聞こえて時を感ずる。」
たかだか100m程度の範囲の中にたくさんのパブリックアートを見つけることができる渋谷駅(ハチ公前)は芸術の宝庫かもしれない。
参考URL → パブリックアート
参考URL → パブリックアート集
参考URL → 私のブログ(ハチ公関連)
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by motokunnk | 2013-03-14 19:37 | 街の風景 | Trackback | Comments(0)
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