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米国竜巻に学ぶ自然災害の恐怖

5月20日に、米国オクラホマ州で発生した巨大竜巻、死者20人以上、負傷者200人以上という未曽有の大災害となってしまった。日本の竜巻被害で思い出すのは昨年筑波市を襲ったものを思い出すがあの竜巻も発生したのは昨年の今頃だったような気がした。
ネットで調べてみると、確かに昨年の5月6日につくば市でその竜巻は発生している。どうも5月という時期には大規模な竜巻が発生するようである。海外でしか起こらないと思っていた竜巻であったが、日本でも発生するなど、身近な恐怖として感じられるようになってきた。
竜巻はなぜ発生するのかその原理について調べてみると、スーパーセルとの関連があることがわかる。スーパーセルとは「回転する継続した上昇気流域(メソサイクロン)を伴った、単一セルで構成される、非常に激しい嵐(雷雲群)のこと」だそうで日本でいう積乱雲の大きなものととらえていいようだ。米国竜巻に学ぶ自然災害の恐怖_d0183174_19281647.jpgこんな雲を見かけたら要注意にこしたことはない!
地表面の温度と上空の温度に差がある場合、上昇気流が発生するが、その上昇気流が竜巻の元になるそうだ。20日のオクラホマ州でも地表の気温と上空の気温の温度差が50度以上(?)もあったという。そこであのすごい竜巻が発生したのでそうだ。
一昔前、天変地異は神様の人間に対しての「懲らしめ」と言われていた。原発問題も「ウヤムヤ」になっているようだし「アベノミクス」で景気はよくなっていそうであるがその実感はない。宮城県では震度5強の地震も発生した第2の東日本大震災が起こる可能性もある。富士山も大噴火する可能性もある。自然に逆らえるほど人間の科学技術は進歩していない。
原子力規制委員会の報告にイチャモンをつけるようなことはやめて真摯に物事を受け止め、廃炉にする処置をとらないと神様の逆鱗にふれ、未曽有の災害がふりかかってしまうかもしれない。そんなことを予感させる最近の自然災害の多さである。
参考URL → スーパーセル・写真転載元
参考URL → 竜巻とは?
参考URL → 米竜巻の死者24人に修正、生存者の捜索続く
by motokunnk | 2013-05-22 19:28 | 日記
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