バレンティンの最多本塁打タイ記録と人権問題と

ヤクルトスワローズのバレンティンが昨晩、プロ野球記録に並ぶ55号本塁打をはなった。1964年に巨人の王が記録してから破られていなかった55号、今年は確実に破られそうな予感がする。
過去、この記録に挑んだのは3選手、阪神のバース、近鉄のローズ、そして西武のカブレラである。どの選手も外国人であり助っ人として呼ばれてきた選手である。1980年代から2000年初にかけてこの記録挑戦が騒がれたが、当時はまだ助っ人に対して差別まではいかないとは思うが何らかの抵抗感はあったのではと思う。
またこの3選手がリーグの優勝争いに絡んでいたことも相手チームからすれば、四球攻めなどの攻略をしたのかもしれない。まあガイジンに王の記録を抜かせることはならないという厳命があったのかもしれないが、優勝争いというカモフラージュができたからでもありそれほど露骨ではなかったと思う。王が日本記録を樹立した1964年はBクラスとなって優勝を逃している。不滅の9連覇はその翌年からはじまる話題記録である。
今年のヤクルトであるが、最下位にあって、Aクラス入りもちょっとつらい位置関係、ファンの興味としては、バレンティンのホームラン記録と小川投手の新人王ぐらいと思われる。したがって露骨な四球攻めなどはないだろうから可能性はかなり高く、死球による怪我さえしなければ日本記録達成は間違いないのではないか。
最近思うには、どうも日本のプロ野球は閉鎖的であると思う。2000本安打を打つと名球会入りとなるが、これも日本プロ野球でキャリアをスタートして選手に限られるそうだ。MLBで活躍する日本人選手には名球会入りのチャンスがあるのに、MLBから移籍してきた選手には権利がなくはないが、MLBでの実積はカウントされない。あくまで日本でキャリアをスタートさせた選手のみということだそうだ。
そこで話題となるのがソリアーノである。れっきとした広島の選手で広島時代に目がでなく、アメリカにわたりブレイクした選手である。彼が今年2000本安打を達成したので、名球会入りの資格は得たわけである。行使するかは別であるが、なぜかプロ野球に限らず、日本社会は外国に対して閉鎖的なような気がする。
たまたま、昨日会社で人権研修を受けたのだが、差別をするのをやめましょうという研修であったが、内容はどれもが日常当たり前に行っているような事柄(全てではないが)であったような気がした。まだまだ差別社会は存在し、今後も存在しつづけそうである。
イチローの日米通算4000本安打に対して米国での歓待をしのぐ歓待をバレンティンの日本記録達成のときにしてあげたいと思う。
参考URL → バレンティンの55本塁打を支えた「3つの助言」
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by motokunnk | 2013-09-12 19:11 | スポーツ全般 | Trackback | Comments(0)
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