今朝未明に行われた、レスリングの世界選手権で吉田沙保里が前人未到の世界選手権14連覇を達成した。レスリング競技は一時オリンピック競技から外される危機にあったが、先日のIOC総会で復活し、また自身もサポータを務めていた東京オリンピック招致も決まり、そしてこの世界選手権の14連覇の偉業達成、頭の下がる想いである。
同時に五輪3連覇中の伊調馨も優勝、2選手の監督である栄和人監督は、登坂絵莉も指導しており、栄和人監督は教え子3人が優勝したことになる。吉田沙保里にしてみれば、一時はレスリングがオリンピック競技から除外されるという危機に接してモチベーションが下がってしまったであろう。そこからオリンピック招致、レスリング復活となり、このままいくと2020年東京オリンピックのマットに王者としてたっているかもしれないと思うような強さであったようだ。
さて、米国では19日上院外交委員会の公聴会で次期駐日大使に指名されているキャロライン・ケネディ氏が登場し、持論を展開したようだ。キャロライン・ケネディといえば、JFKの忘れ形見で私が知ったのはJFK暗殺の葬式であった。弟と一緒にけなげに父親を見送る姿が記憶にある。彼女が駐日大使となるとは思わなかった。
ケネディさん日本については「かけがえのないパートナー」と言っているなど親日家のようである。環太平洋連携協定交渉や、尖閣諸島問題(日本の領土と発言している)をめぐる日中関係の悪化、沖縄県の米軍普天間飛行場移設など、日本との関係でいくつか差し迫った問題を抱えているので、手腕が期待される。
そしてバレンティン「56号」狂想曲、もうひとつの物語と題した記事が掲載されていた。一読の価値はあると尾も言うのだが。
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吉田沙保里、世界14連覇 伊調馨は2大会ぶり金
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日本はかけがえのないパートナー=ケネディ次期大使
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バレンティン「56号」狂想曲、もうひとつの物語