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集団的自衛権とウィンブルドン、そしてW杯

昨日夜のトップニュースは集団的自衛権行使容認の話題であった。通常国会中での閣議決定を目指した安倍内閣であったが、公明党の説得に時間がかかり、国会会期中での決定は無理であった。
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一方で、首相官邸前での抗議活動は日ごとにエスカレートしているようで、昨晩も多数の国民が集合して集団的自衛権の行使反対を叫んでいた。自国が攻撃されていなくても密接な関係にある国への攻撃を阻止する集団的自衛権の行使を認めるため、憲法解釈を変更するというのが安倍首相の考えであるが、「自国が攻撃されていなくても密接な関係にある国」の解釈をめぐっての議論をもっと慎重にしたほうがいいと私は考える。
専守防衛という考えを日本とっていたと思うが、これは明確に日本が攻撃された段階で対応することであり、たとえば北朝鮮からミサイルが発射された後でないと防衛できない状況である。これを今回の解釈変更によれば、可能になるというのが安倍首相の言っていることであるが、これは個別自衛権でも十分対応できるのではないかと思う。
集団的自衛権とアメリカを意識してのことだろうが、戦争大好きな国民性を持つアメリカと共同歩調をとることが果たしていいのか、ここはじっくりと考えて結論を出すべきだと思うのだが。
かたい話はこの程度として後はテニスをサッカーの話題を少々。テニスの4大大会の一つである全英選手権がウィンブルドンで開催されている。
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全仏大会を欠場した錦織圭が自身初となる4回戦進出を決めた。日没順延となった3回戦、格下相手にフルセットまでもつれた試合を最後はしめてこれでベスト16である。ベスト8進出をかけて次は第8シードのM・ラオニチと戦う。これに勝てば日本人として松岡修造以来19年ぶりのベスト8である。
そしてサッカーW杯決勝トーナメント1回戦の2試合はどちらも熱戦だっとようだ。フランスvsナイジェリアは前半は0-0、後半30分を過ぎるまで得点の予感はするがスコアは動かないという展開だったようだ。そして34分にフランスが先制、ロスタイムにもダメ押し点を奪い、2-0でベスト8進出を決めた。1時間ほど前に終了したドイツvsアルジェリア戦はまさに死闘という表現がピッタリの戦いであった。
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ボール支配率ではドイツが上回っているようであったが、アルジェリアのカウンター攻撃は素晴らしく、何度もドイツゴールを襲い、GKノイアーの攻守に助けられていた。
後半はドイツも決定機を多数つくるがあと一歩及ばずに試合は延長戦へ突入した。そして延長開始早々に得点シーンが生まれた。開始2分にドイツが待望の先制点を入れたのである。ドンピシャリのタイミングというわけではなかったが、ヒールで押し込む技ありのゴールだった。
これで少し楽になったドイツであるが、延長後半10分過ぎにはアルジェリアにあわやというシーンが訪れる。そして延長後半15分にドイツにダメ押し点がはいり、勝負あった。と思われたが、延長後半ロスタイムにアルジェリアに1点返され、スコアは2-1であったが、見ていて面白い内容の試合であった。
ただ、残念なことがあったそうで、試合中にドイツ代表GKマヌエル・ノイアーに対してレーザーポインターが当てられた。22日に行われた韓国対アルジェリア、27日のロシア対アルジェリア戦でも確認された行為、いずれもアルジェリア戦であるが、どうなっているのであろうか。
さてW杯決勝トーナメント1回戦も残り2試合、アルゼンチンvsスイス、ベルギーvsアメリカである。ここまで6試合はすべて予選1位突破のチームが勝利しているのでアルゼンチン、ベルギーが優勢だと思うが果たして結果はどうなることであろうか。
参考URL → 集団的自衛権・写真転載サイト
参考URL → 大会初の4回戦進出・写真転載サイト
参考URL → サッカーW杯・写真転載サイト
by motokunnk | 2014-07-01 09:07 | スポーツ全般
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