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ふたたびイスラム国について

ふたたびイスラム国について_d0183174_19031346.jpg昨晩、米国がシリア領にあるイスラム国の空爆をおこなった。何でも中東の親米派サウジアラビアなど5か国もこの空爆に参加しているという。日本でも号外が発行され、関心の高さが伺える。
シリアのアサド大統領もこの空爆については賛同しているようで、シリア政権にとってイスラム国は領土を占拠する敵対勢力なので排除したい思惑に米国の空爆が一致しただけの視点からの賛同であろう。
確かにイスラム国は同じイスラム教の世界でも異端児のようだ。イスラム国の樹立を宣言したのが、「第2のビンラディン」とも称される最高指導者アブ・バクル・バグダディ容疑者。イスラム国は、シリア北部のアレッポからイラク中部のディヤラまでを領土とし、シャリア(イスラム法)に基づく、スンニ派のカリフ(預言者ムハンマドの後継者)制イスラム国家とうたっている。
そしてバグダディ容疑者は新しいカリフを自称し、世界中のスンニ派イスラム教徒に忠誠を求めているが、世界各国はこれを認めていない。ただインターネットを通じた広報活動や資金収集能力には長けているようで資金力は相当なものらしい。また欧米からの志願兵も数千人規模だそうで、その大半はイスラム教徒の若者だそうだ。キリスト教がベースの欧米にとって、相容れないイスラムの世界はどう映るのであろうか。
さて、神戸の小学1年生の行方不明事件は最悪の結末を迎えてしまった。自宅そばの雑木林からポリ袋にくるまれバラバラに切断された遺体が見つかったそうだ。犯人の異常性に憎悪というより嫌悪感を感じてしまう。事実の解明が待たれる事件である。

by motokunnk | 2014-09-24 19:05 | 日記
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