NFLスーパーボールは新旧QB対決今朝NFL両地区のカンファレンスチャンピオンシップが行われた。NFCは大接戦、AFCはワンサイドゲームとそれぞれ両極端な試合であった。 まず午前5時からNFCの試合がはじまった。グリーンベイ・パッカーズvsシアトル・シーホークスの一戦である。シアトル・シーホークスは地元での成績が抜群によく、また今シーズンのグリーンベイ・パッカーズとの対戦も勝利しており、下馬評では有利といわれていた。 そして第1Q、グリーンベイ・パッカーズの攻撃をゴール前でパスインターセプトして流れを吸い寄せた。TVを見ていて、これでシーホークスの勝ちパターンと思った。ところがこの攻撃でまさかのパスインターセプトがおこり、攻撃権はふたたびパッカーズのものとなってしまった。 どうも今日のシーホークスの攻撃陣はいつものような粘りがなく、ファーストダウン獲得もままならない状態で、前半終了段階では0-16とリードされてしまった。 前半はリードされていても後半盛り返すのが今までのシーホークスのパターンであったが、今日の試合を見ている限り、ディフェンス陣は頑張ってTDを取られずにFGでしのいでいるが、オフェンス陣はQBウィルソンがインターインターセプトされるなど精彩を欠いており、ちょっと逆転は不可能かと思われた。実際、プレイオフでの最大逆転差は15点だそうで、16点という得点差は絶望的かと思えた。 ただ、第3Qに入り、ようやく得点の機会を得たが第4ダウンとなってしまい、FGを選択するしかない場面で、ホルダー役のパンター(P)ジョン・ライアンからタックル(T)ゲイリー・グリアムに19ヤードのTDパスを通すスペシャルプレイが炸裂し7-16と追い上げムードがでてきた。しかし、今日のシーホークスはファンの声援を味方にすることができずに第4QにまたFGをきめられ、7-19と差を拡げられてしまった。 直後の攻撃もウィルソンが4度目のインターセプトを喫してしまった。残り数分となり、やっとウィルソンのTDランが決まり14-19と5点差になって残り時間は2分半。ここでオンサイドキックが決まりシーホークスの攻撃がはじまり、RBマーション・リンチが24ヤードのTDランを決めて逆転、2点コンバージョンも成功し、リードを3点としたが、残り数秒にパッカーズに同点FGをきめられてしまった。 試合はオーバータイムでの決戦となり、コイントスに勝ったシーホークスが最後にWRジャーメイン・カースに35ヤードのTDパスを決めた。ウィルソンのパスインターセプトのターゲットがカースだったことを考えると最後の最後で本領発揮といったところである。 28-22でプレイオフ史上に残る逆転勝ちを達成したシーホークスはいよいよスーパーボール連覇をかけてAFC王者と対戦することとなった。 そのAFCチャンピオンシップであるが、こちらは出だしのプレイでその後の展開が大きく左右したプレイがあった。両チームのファーストプレイがパントとなり、ペイトリオッツのパントをコルツのリターナーがあろうことかファンブルしてしまい、ボールをペイトリオッツに抑えられてしまった。これでコルツは自陣深くでのディフェンスとなり、あっさりペイトリオッツに先制されてしまった。その後も一度もリードされることなく、終わってみれば45-7の圧勝であった。 2月2日はいよいよスーパーボールである。AFCはニューイングランド・ペイトリオッツ、NFCはシアトル・シーホークス、新旧QBの対決といってもいい試合である。両チームは2012年に一度対戦しておりそのときは24-23でシーホークスが逆転勝ちをしているが今回は果たしてどうであろうか。 岡田代表というと何度も代表をやっていたイメージがあるが、代表復帰は10年ぶりだそうだ。政権政党として自民党に対抗できるような党勢拡大は可能なのか、岡田代表のお手並み拝見である。
by motokunnk
| 2015-01-19 13:42
| スポーツ全般
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