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大谷翔平、菊池雄星に投げ勝つ、そして高校日本代表対大学日本代表は

日本ハム対埼玉西武の試合は、花巻東OB2人の投手対決ということでも注目を浴びていた。大谷翔平と菊池雄星である。プロでの実績では大谷が優っているが、高校時代の実績では菊池雄星が一歩リードしていた。
その分、先輩の菊池の方が、肩に力が入っていたのかもしれない。1回にその結果が現れた。いきなり秋山に内野安打を打たれた大谷翔平、二死3塁となって、先日2本塁打を打たれた中村を打席に迎え、ギアが一段あがったようだ。通常は初回から全力投球はしない大谷であったが、やはり菊池との対決を意識していたようだ。
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4球目に今季自己最速となる161kmをマークした。最後はフォークで三振させたが、中村との直球対決は見ごたえがあった。
そして1回裏は功労者は陽岱鋼だろう。10球以上も粘ってセンター前ヒットで出塁した。これで菊池雄星の心が微妙に変化したようで、中島、田中に連続四球を与えてしまい、いきなり無死満塁、ここで中田の登場である。日本ハムはビッグチャンス、このチャンスに中田、近藤がタイムリーを打ち、初回に3得点。これで勝利は決まってしまった。
大谷は4、5回といずれも一死1、3塁のピンチを招いてしまったが、いずれの回も後続を打ち取り、8回5安打2四球10奪三振無失点の好投で13勝目(3敗)を挙げた。
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個人で10勝以上の貯金を稼いだ投手は日本ハムでは2011年のダルビッシュ有(18勝6敗)を最後に過去10人(15度)。高卒3年目以内では1962年の尾崎行雄(1年目、20勝9敗)、07年のダルビッシュ(3年目、15勝5敗)の2人だけである。
またシーズン8度の2桁奪三振は球団では2011年のダルビッシュ(14度)以来4年ぶりとのこと、この日の好投で再び防御率は1点台となり、投手部門のタイトルも視野に入ってきたが、本人はやはりチームの優勝を目指して頑張るとコメントしていた。
同時刻に行われたUー18壮行試合の高校日本代表対大学日本代表の試合は、先のユニバーシアードで優勝した大学代表が9-2で圧勝した。
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高校代表では新聞では清宮が注目されていたが、平沢大河選手も要注目である。創価大の田中投手の153kmのストレートをミートしたライト前ヒットは素晴らしいの一言である。最終打席にも内野安打を打って、高校代表では唯一のマルチ安打を達成した。
この自信は週末から開催される第27回 WBSC U-18ベースボールワールドカップに活かされると思う。
そして全米オープンのシード選手が発表された。すでにわかっていたことではあるが、錦織圭が第4シードとなった。日本人選手として最高のシード順位である。これで準決勝までジョコビッチ、フェデラー、マレーのビッグ4とは対戦しなくて済む。ドローは27日に発表だそうだ。
ビッグ4のうちのナダルは第8シードであるが、どのブロックに入るかが注目ではある。

by motokunnk | 2015-08-27 08:49 | スポーツ全般
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