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一人だけ別世界のスケーティングの羽生とNFL

観ていてほれぼれする演技であった。フィギュアスケートGPファイナルの男子ショートプログラムでの羽生結弦は異次元の強さを感じさせた。
まずミスをしないということがあげられる。また技術的にも高いレベルでの演技構成を選択していることも素晴らしい。そして先日行われたNHK杯でマークしたショートプログラムの得点をあっさり塗りかえてしまったことにも驚きを感じる。
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演技構成点をみると表現力は10点満点で他の項目も9点台後半となっておりただただ唖然とするばかりである。この選手、どこまで進化していくのか末恐ろしさを感じる。フリーの演技はどんなスケーティングをしてくれるのか楽しみになってきた。
さてNFL第14週のTNFが行われた。カージナルスとバイキングスの対戦である。バイキングスは第13週でシーホークスに完敗し、NFC北地区の首位から転落しただけに連敗はしたくない。またカージナルスも地元で勝ち、プレイオフ進出を決定したい試合でもあった。
またバイキングスのRBピーターソンには通算100TD、カージナルスのQBパーマーにはカージナルスのQB記録の30TD超えがかかる試合でもあった。試合前の予想ではカージナルスの圧勝が大半であったが、試合はバイキングスの頑張りもあって前半は10-10の同点であった。
第3Qに入り、この試合2本目のTDパスを決めたカージナルスがリードし、第4QにもFGで20-10とリードを拡げ勝負ありと思えたがバイキングスも粘りも見せた。FG、TDと連続して得点をあげ20-20の同点とした。
しかし、カージナルスは時間を使ってFGを決め23-20、残り時間は1分半でバイキングスのタイムアウトはゼロであった。ここからバイキングスはQBブリッジウォーターのパスが炸裂し、相手陣に入りFGを狙えるフィールドポジションまで前進した。そして第3ダウン、残り10秒からの攻撃でまさかのQBサックからファンブル、カージナルスのLBがリカバーして試合終了となった。
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もし第4ダウンでFGを狙って決まっていれば同点での延長となっただけにバイキングスにとっては悔やまれるQBサック、ファンブルであった。
ただQBのブリッジウォーターは前節のシーホークス戦とは見違えるような力強さを魅せてくれた。2年目の若いQBだけに今後が大いに期待できる。
これでカージナルスは11勝2敗となり、プレイオフ進出が決まった(地区優勝はシーホークスの結果による)。バイキングスは8勝5敗となってしまったが、地区首位のパッカーズも8勝4敗であり、十分首位に返り咲く可能性は残している。意外と最終週の直接対決が地区優勝をかけた戦いとなるかもしれない。第14週が終了した段階何チームがプレイオフ進出を決めるのだろうか、そちらも楽しみなNFLである。

by motokunnk | 2015-12-12 08:50 | スポーツ全般
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