先月から横浜市の放送ライブラリーでは「ウルトラマン 時を超える珠玉のストーリー展 ~未来へ繋ぐメッセージ~」と題した企画展が開催されている。
ウルトラマン世代の私としてはぜひ観ておきたい展示であった。先日、横浜まで出かけてきた。みなとみらい線・日本大通り駅から直結しているとのことで日本大通り駅に降りると3番出口が目指す放送ライブラリーの場所だ。
歩いていくと、三塔広場なるものがあり、横浜を彩る三つの塔が描かれた壁画が展示されていた。放送ライブラリーは横浜情報文化センターの8、9階にあり、新聞博物館も併設されていた(現在は改修中)。
目指す企画展は9階で開催されている。ウルトラマン展は第一話から最終話までがそれぞれ大きなパネルで説明されており、パネル前には実際、撮影に使われた怪獣が置かれていた。なかなか迫力のある展示であった。
ウルトラマンシアターも開かれており、過去の放送作品からピックアップされた作品が朝から放映されている。その中で「私が愛したウルトラセブン」という番組があった。
私個人からすると「ウルトラマン」より「ウルトラセブン」のほうが好きだったのでこの番組を観たかった。放送ライブラリーでも視聴可能マークがついていたので、8階の専用ブースで観ることにした。
2話構成となっており、2話まとめて観たのでと3時間(ブースは2時間までなので延長してしまった)となってしまった。アンヌ役に田村英里子、ダン役には松村雄基と当時の売れっ子が出演していた。
アンヌ役が急きょ交替したエピソードは違っていたが、TVで放送されたシナリオも再現されており、またポインターも実際に製作されていたのには驚いた(ただし右ハンドルの国産車を改造したものであったが)。また観たくなる力作であった。NHKアーカイブで観ることができるようだ。