大逆転で日本シリーズ進出の日本ハム、トヨタも今季初優勝

「筋書きのないドラマ」を実際にやってみせた昨日の日本ハムであった。初回に先発の加藤が緊張のあまり4失点してしまった。私ですらこれで第6戦までもつれ込むだろうと思ったしだいである。
しかし11.5ゲーム差を跳ね返したチームだけのことはあった。2回からバースをマウンドにおくってソフトバンクの反撃を無失点におさえると、打線は中田の一発で反撃を開始、3回には一死から中島がヒットで出塁してすぐに盗塁、二死後この日先発の杉谷がタイムリーを放って2-4と追い上げた。
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そして4回、安打と四球で一死満塁のチャンスをつかむと栗山監督は大野に代えて代打・岡を指名した。主戦捕手の交代は早すぎるのではと思ったが、岡が監督の期待に応え、中堅オーバーの2塁打で4-4の同点とすると、中島のスクイズで5-4と逆転した。
5回二死1塁からレフトオーバーの2塁打を打たれたが、レフトからのバックホームが連携よく市川捕手のミットにおさまりランナーはアウトとなった。結果的にこのプレイが大きく、同点に追いつかれなかったことがその裏の追加点を挙げたと思う。
6回からは日本ハムのリリーフ陣がソフトバンク打線をおさえて9回のマウンドにたったのは大谷翔平であった。41,138人の大歓声の中、まず松田に投じた初球が163kmのストレートであった。続くスライダーも141kmと桁違いの速さであった。5球目のスライダーで空振りの三振をとると次打者吉村への第一球、165kmのストレートが低めに吉村空振りである。
日本最速誕生の瞬間であった。その後も大谷はストレート8球はすべて160km以上で2者連続三振、最後のバッターも遊撃ゴロに抑えて4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。大谷翔平にとってはプロ入り初のセーブポイント獲得でもあった。
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この試合、栗山監督の采配がひかった試合でもあり、今シーズンで采配的にベストゲームといえる内容であったと思う。これで22日から広島との日本シリーズ、初戦は大谷翔平が先発するであろうが、 どんな投球を魅せてくれるのか楽しみとなってきた。
ツインリンクもてぎで開催されたMotoGP日本GP、MotoGPクラスでホンダのマルケスがチャンピオンを決定した。このレースで優勝し、ランキング2位のロッシが15位、同3位のロレンゾが4位以下であればチャンピオン決定であったが、チームメイトのペドロサが負傷欠場とあってホンダの地元でのチャンピオン決定は難しいと思われていた。
しかし、ロッシが7周目の10コーナーで転倒、ロレンソも20周目の9コーナーで転倒リタイアしてしまい、マルケスのチャンピオンが決定した。これで125cc、Moto2時代を含めて通算5度目、最高峰クラスで3度目のタイトル獲得は、共に史上最年少での記録達成となった。
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そして富士スピードウェイでもうれしい出来事があった。WEC富士6時間レースでトヨタが今シーズンの初優勝を飾った。予選3番手から追い上げたトヨタ6号車は残り1時間となって2位まで進出、最後のピットストップでトップにたった。しかしタイア交換をしてスピードアップしたアウディの猛攻を受けて、残り1周でその差は2秒となってしまった。
しかしハンドルを握っていた小林可夢偉は冷静にマシンをコントロールしてリードを守ってチェッカーフラッグを受け、トヨタの今シーズン初優勝が成し遂げられた。ルマン24時間では苦杯をなめてしまったが、地元で雪辱した形となったトヨタであった。あとWECは2戦残っている。ドライバーズチャンピオンも23点差の2位となったそうで、わずかながら逆転チャンピオンの可能性がでてきた。
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日本ハム、トヨタいずれも筋書きのないドラマを演じてくれた。これだからスポーツ観戦は面白い。

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by motokunnk | 2016-10-17 09:09 | スポーツ全般 | Trackback | Comments(0)
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