今週末からF1、MotoGPとモータースポーツシーズンが本格的にスタートする。ホンダにとってはMotoGPクラスはチャンピオンとしてF1は挑戦者として挑むわけだが好対照のシーズンインとなりそうだ。
F1では先の合同テストでエンジントラブルが続出してしまい、マクラーレン・ホンダのパフォーマンスが100%テストできない状況であった。開幕戦オーストラリアGPでは初日のフリー走行ではトラブルなくラップすることができたが12番手スタートとタイムはのびていない。
主戦ドライバーのアロンソからも今シーズンは6位以内でのバトルが必須といわれているだけに前途は多難のようだ。
MotoGPではホンダの2台がフリー走行ではそこそこのタイムをマークしているが、ヤマハの速さには追随できていないようである。ただ昨年のチャンピオン・マルケスは3番手タイムをマークして今日の予選ラウンドに進出している。総合トップ10はヤマハ勢が4台、ホンダ勢が3台、ドゥカティ勢が2台、スズキが2台となっている。
Moto2クラスではチャンピオンを狙うポジションにある中上貴晶が好調のようだ。フリー走行初日を終わった段階で2位と抜群のポジションをキープしている。
今シーズンはチャンピオンが狙えるだけにリタイアを減らして上位フィニッシュを目指す堅実な走りをしてほしい。
7月27〜30日に開催される『FIM世界耐久選手権最終戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第40回大会』にも参加することが発表されている。このときにランキングトップを独走している姿をみたいものである。
ATP1000・マイアミオープンがはじまった。錦織圭の初戦の相手はアンダーソンであった。ビッグサーバーのアンダーソン相手にどんな試合をするのか注目していたが錦織は安定したサービスゲーム(ブレイクチャンスは1度も与えなかった!)を展開し、6-4、6-3のストレートで3回戦に進出した。
雨の影響で試合開始が3時間以上遅れたことも関係なく、終始リズムにのってプレイしていたようだった。3回戦以降も注目である。