有原復活か、トヨタの悲願は来年に持ち越し

有原航平が交流戦最終日のヤクルト戦に先発した。天気予報は雨だっただけに先取点がほしい試合となった。
しかしその有原初回に一死から内野安打、盗塁、死球で一死1、3塁とピンチを招いてしまった。このピンチを浅い左飛、つまった遊直に打ち取り無失点に切り抜けたことが2回からの好投につながったようだ。
2回からはストレートが低めに決まりだし、有原の好調時に観られるゴロアウトが目立つようになった。打線はヤクルト先発の石川に手こずり3回までは三者凡退に抑えられてしまった。4回も簡単に二死となったが、西川がレフトにチーム初安打をはなつと、中田がレフト左に2塁打をはなち、二死ながら2、3塁と先制のチャンスをつかんだ。
ここでレアードが三遊間を破ってのタイムリーヒット、2点を先制した。有原は続く、4、5回も三者凡退におさえ、勝利投手の権利を得た。試合は5回終了時に降雨で25分間中断したが、有原の投球は中断後もかわらなかった。逆に6回にワイルドピッチで3点目を奪い、その後連続四球からのタイムリーもでて4-0とリードを拡大した。おまけは7回、有原がプロ入り初安打を放って出塁すると、二死1、2塁から西川がダメ押しとなる2塁打で6-0と試合を決定づけた。
有原の好投は続き、8回までに被安打1のピッチングで9回に完封を目指しマウンドにあがったが、連打、失策で1点を失い、リリーフにバトンタッチし降板した。
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2週間のファーム調整、メンタル面がしっかり調整できたようで、昨年好調時の有原が復活したように思える内容であった。次回登板が楽しみとなる有原の復活劇(?)であった。
昨年、初優勝まであと一歩とせまったトヨタであったが、今年のルマン24時間レースはトラブル連発のレースとなってしまった。トップを快走していた8時間近く、まず8号車にトラブルが発生した。フロントモーターにトラブルが発生、モーターとバッテリの交換を余儀なくされた。2時間のピットストップでトラブルは修復したが、順位は50位まで落ち、優勝の望みはなくなってしまった。
トラブルの連鎖は続き、2位を1分近く離してトップを快走していた7号車にクラッチトラブルが発生して夜明けを待たずにリタイアしてしまった。これでトップ争い、優勝の期待は9号車になったがその9号車も後方から他車に追突されてしまい、リアタイヤがパンク、油圧系統も損傷してしまいピットに向かう途中で出火そのままリタイアに追い込まれてしまった。
しかしトラブルはポルシェにも起きていた。2号車が開始3時間半でトラブルに見舞われ順位を大きく落としてしまった。無傷でレースをリードする1号車もあと終了まで4時間となったところでトラブルのためリタイアしてしまった。LMP1クラスで無傷なマシンは皆無となってしまったが、マシンを修復してレースに復帰していたポルシェ2号車に優勝のチャンスが巡ってきてラスト1時間でトップを走るLMP2クラスのマシンを抜き去りそのままゴールイン、ポルシェがルマン3連覇を達成した。
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今年のルマン24時間レース総合9位という結果しか残らなかったトヨタにとって悔しい結果となってしまった。
「今回のル・マンもチームにとって厳しいレースでした。本当に言葉がありません。ただひとつ言えるのは、来年も挑戦しなくてはならないということです。我々には速いTS050 HYBRIDがありましたが、まだ、何かが足りなかったということでしょうか。ハードワークで準備して来たにもかかわらず、予想外の様々なアクシデントに見舞われました。来年はさらに充分な準備をして、よりハードに戦わなくてはなりません。」ルマン発完走した中嶋一貴のレース後のコメントに決意がにじみ出ていた。
来年こそ、勝利の女神がトヨタに微笑むことを祈ろう。

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by motokunnk | 2017-06-19 09:29 | スポーツ全般 | Trackback | Comments(0)
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