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鍋島松濤公園の紹介

サブタイトルに(ご近所の旧跡めぐり)と名づけたものの8月に入ってからは日記ばかりであった。今日は久しぶりにご近所紹介シリーズとして、鍋島松濤公園を紹介する。この公園も渋谷区の健康づくり(まち歩きマップ)のなか、しぶやの散歩道 美術館コースに紹介されている。
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それとは別に近くを散策すると電信柱にご覧の表示があり、歩道にはベンチも用意され、流石は松涛地区と感心してしまう。
さて、鍋島松涛公園であるが、もともとは紀伊徳川家の下屋敷だったそうである。
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それを鍋島家が払い下げを受け、明治になって茶園を開いたそうである。茶園が廃止されてからは湧水池を中心とする一画が児童遊園として公開され、昭和7年に当時の東京市に寄贈された後、渋谷区に移管され、公園として一般に開放された。
池の周りにはツツジや桜、椿などが植えられ、四季折々花を楽しめる。特に春になると桜が見ごろ、カップルのデートコースとして紹介されているようである。近くに文化村もあり、若い人にとっては絶好の場所かもしれない写真は確か晩秋のときのものだが、桜やツツジが満開のときはそれは綺麗である。
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散策をしていくと、戸栗美術館、松涛美術館、観世能楽堂、国木田独歩住居跡、二・二六事件慰霊像がある。次回はそのあたりを紹介することにする。
by motokunnk | 2010-08-03 19:49 | 公園・庭園・遊歩道
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