今回は、ちょっとマイナーなレーシングカーを紹介する。のっけから話が横道にそれてしまうがJAFのホームページには過去のモータースポーツを検索することができるページがある。それが
こちらである。いろいろ検索してみて、1969年の日本グランプリのページをみていると、懐かしいネーミングのマシンを見つけた。それが今回紹介するカーマン・アパッチである。
ちょっと詳しい人であれば、このマシンは日本グランプリでデビューしたがリタイアに終わり、その後各地のレースで活躍したということはご存知のことと思う。
当時ブームというか、私にとっては憧れに近かったCan-Amマシンを彷彿させるマシンデザインに魅かれた記憶が残っている。この写真も数年前にお台場で20年ぶりぐらいに再会したときの写真である。シャーシーはハヤシオリジナルで当時はホンダの1300ccのエンジンを積んだワンオフのマシンが結構制作され、富士や鈴鹿のサーキットで走っていたように思う。マクランサがその代表であったと記憶する。その中でカーマン・アパッチはデザインが洗練されていたこと、マシンのポテンシャルも高かったように思うことで私の記憶に残っている。