人気ブログランキング | 話題のタグを見る

セレンディピティーな出会い、発見

セレンディピティーとは求めずして思わぬ発見をする能力、思いがけないものの発見、運よく発見したものという意味で、イギリスの作家であるホレス・ウォルポールの造語だそうである。よく図書館や本屋で目当ての本以外に目がいってしまい衝動的に借りて(買って)しまうことがあるがそのような発見をセレンディピティーといってもよいと思う。セレンディピティーについてはこのぐらいにして、休日は朝一日何をしようかと考えることからはじまる。
今日は代々木公園に行き、以前から探そうと思っていた、「大東塾十四烈士」の碑を見つけ、帰りに区役所前から「ハチ公バス」に乗り、白根郷土資料館で降りて企画展「渋谷で飛行機が飛んだ」を見ることにしようとこのようなスケジュールを立てて我家から散歩に出かけた。
代々木公園について、A地区の西サイドにあるという「大東塾十四烈士」の碑を探したのだがいくら周辺を探しても見つけることはできなかった。いろんなホームページで代々木公園内にあるといわれているのに何故みつからないのか、落ち込んで状態でバスに乗った。するとバス路線の経路が変わっており(総合文化センター大和田が開館した関係からであろう)、いつもは宮下公園から渋谷駅をぬけ、渋警の前を左折するのが、ハチ公前を経由して「文化センター大和田」経由となっている。
しようがないので(若干の興味と)、「文化センター大和田」でおり、施設見学としゃれ込んだ。施設は図書館、子供ギャラリーなどがあることは知っていたが、なんとアンリファルマン模型があるではないか。今日の午後から組み立てられるという模型がバラバラ状態で子供科学センターにおいてあった。また1/2のエンジン(こちらも模型ではあるが)も見ることができた。まさしくセレンディピティーな出会いであった。
セレンディピティーな出会い、発見_d0183174_1383963.jpg

それともうひとつのセレンディピティーな出会いがあった。それはプラネタリウムの投影機(東急文化会館で実際に利用されていたもののようである)が大和田図書館のある2階フロアに展示されていたことである。小学生の時代に父によく東急文化会館にあったプラネタリウムに連れていってもらった記憶が蘇ってきてしまった。今日は目的は達成することはできなかったがセレンディピティーな出会いを体験することができ、有意義な午前を過ごすことができたと自分で納得している。
「大東塾十四烈士」の碑探しは週末のお楽しみとしておくことにする。
by motokunnk | 2010-12-23 13:10 | 美術館・博物館・美術
<< イノベーションワールドと名づけ... 日本初のバードサンクチュアリ・... >>