神宮外苑の史跡紹介で
絵画館前には白松があると紹介した。そのとき、日本では珍しいと書いた記憶もあるし、実際に絵画館前の白松の説明パネルにもそのような記述があった。実際にもこのように記述されている(小さくて読めないかもしれないが)。
さて、週末には散策を日課に決めているので家のまわりを何となく歩いていると、背の高い松のような樹木を目にした。近くに行くとなにやら説明板があるではないか。その説明板には白松(はくしょう)と書かれているではないか。白松と書いて「はくしょう」と読むことを初めて知った。黒松や赤松が葉が2枚なのに対して3枚の葉があるなどの違いはあるが、松の仲間のようである。ネットの辞典を調べると
「中国の北西部が原産です。高さは25メートルほどになり、中国では神聖な木とされ、王宮や墳墓、寺院などに植栽されています。樹皮は光沢のある淡灰色です。葉は3個ずつつきます。4月から5月ごろ、淡黄緑色の花を咲かせます。球果は翌年の10月ごろに熟します。」
とある。説明板にも中国から持ち帰り、その後渋谷区に寄贈され、ごらんのように白根記念渋谷郷土博物館前にそのりっぱな姿を見せている。