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炉心溶融の可能性(東北地方太平洋沖地震)

福島第一原発1号機に続いて3号機でも冷却機能が失われてしまった。今朝のニュースでこの事実が報道されている。「東京電力は13日午前5時10分、福島第1原発3号機が冷却機能を喪失したため、緊急事態として法に基づき国に通報した。第1原発1、2号機、第2原発1、2、4号機に次いで6機目。」とネットニュースであるが、第1原発の1号機は昨日建屋が爆発で外壁がなくなってしまうという衝撃がありとんでもないことがおきているということは知っていたが、他にも複数の発電機で同様の問題を抱えているとは知らなかった。
全ての号機で炉心溶融が起きる危険があるということだと思う。「炉心溶融」についてであるが、英語ではmeltdownというそうである。meltdownといえば、一昔前のゴジラ映画で聞いたことがある。ゴジラの心臓(ゴジラはもともと水爆実験の影響を受けて古代怪獣が突然変異したという想定で生まれているようである)は原子炉と同じ構造で何かの異変で心臓が異常に熱を持ち、このままでは炉心溶融の可能性があるというような筋書きであったと記憶している。また同じく映画であるが「チャイナシンドローム」でもメルトダウンを題材にした映画である(実際この映画の公開直後に米国スリーマイル島で現実に起きてしまっている)。
今までは映画(架空の世界)の中での出来事だったものが、日本の原子力発電所でも起きてしまうかもしれない危機的な状況であるということを知りビックリしているというか危機感を感じている。
「地球環境温暖化のためには原子力発電が必要です」というCMが流されているが、確かにCO2排出などしないクリーンなエネルギーなことは事実である。一方で日本は地震多発国であり、今回のように地震が起きた場合の対策を十分に取っておかないと2次、3次災害が発生するということを肝に銘じておかなければいけないと感じた。
現在までに世界で正式に確認される炉心溶融事故は三件あるそうである。4件目にはなってほしくない。
1966年 エンリコ・フェルミ炉
1979年 スリーマイル島原子力発電所事故
1986年 チェルノブイリ原子力発電所事故

炉心溶融 → 原子炉の炉心にある核燃料が過熱し、燃料が溶けること。通常、原子炉は過熱を防ぐため水で満たされているが、水が減って核燃料が露出すると、過熱して溶け出す。この状態が続くと核分裂反応が連続して起き、制御できなくなる恐れが出てくる。原発が想定する中で最も過酷な事故とされ、メルトダウンと呼ぶ。
スリーマイル島原子力発電所事故 → ウィキペディア記事
by motokunnk | 2011-03-13 08:59 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)
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