昨晩の地震は真夜中であったが、驚いて飛び起きてしまった。時間も寝ぼけていたせいか、明け方だと勘違いしてカミさんに注意されてしまったしだいである。亡くなられた方もおり、ご冥福をお祈りする。
さて、今回は目黒川散策と題して、目黒川の上流を散策してみた。ご存知のように目黒川も246号線をまたぐ大橋から暗渠となっている。その上に何があるかというと
「目黒川緑道」と名づけられた遊歩道が整備されている。
面白いことに世田谷区のホームページの中に紹介されているのが奇妙といえば奇妙であるが、その謎は遊歩道を歩いていって解けることになる。
暗渠の上に遊歩道というのは洒落ているが、せせらぎもあり、カモのツガイが仲良く泳いでいる姿をみてほほえましく思えた。せせらぎは下水を処理して利用しているとプレイトに書かれていた。遊歩道の周りにはたくさんの草木が植えられており、地元のボランティアが清掃や草木の手入れをしているそうである。ボランティア手作りの花など花壇に植えられており、お手製の花の名前が書かれたボードが目立っていた。
さてそうこうするうちに「目黒川緑道」の始点というべきところに到達した。ここから「北沢川緑道」と「烏山川緑道」に分岐するようである。歩いてきたので分岐と書いたが、世田谷区のホームページには2つの緑道が合流する地点から、遊歩道は「目黒川緑道」と名前が変わりとある。
なるほどそういう見方もあるようだ。たしかに2つの遊歩道のプレイトは木製で建てられてから年数が経過しているようにみえた。確か数年前、昭和女子大の先生と花見をしたときはこの遊歩道はなかったと記憶している。平成21年に完成とホームページにあるので、やはり、2つの緑道が合流してひとつになったというのが正しい解釈であり、世田谷区のホームページで説明されているのも納得である。