渋谷に城があったそうだ

先月のNHKで放送された「ブラタモリ」で渋谷が特集されていた。その中で渋谷に城があったということ(渋谷城というそうだ)が話されており、その場所が金王八幡宮であるとも説明されていた。
d0183174_8423110.jpg

早速、その地を訪ねてみると拝殿横に小さな石(岩?)が説明プレートとともに置かれていた。
そのプレートの説明によれば、
「このあたり一帯の高台は、平安時代末期から渋谷一族の居館跡で、東に鎌倉街道(現八幡通り)、西に渋谷川が流れ、北東には低い谷地形(黒鍬谷)があって館を囲んでいるうえ、かつては数箇所に湧き水があるという好条件を備えていました。
しかし、その館いわゆる渋谷城は大永4年(1524)、北条氏と上杉氏の合戦のとき、渋谷氏が高輪原で北条氏と交戦中に北条の一軍により襲われ焼き払われてしまいました」
とある。
これを読む限り、この地に城があったことがわかる。城といっても姫路城や熊本城のように天守閣があり、堀が回りを囲んでいるというりっぱなものではなく、単に城主といわれる人間が住んでいた屋敷があったと考えるのが妥当のようである。
確かに渋谷は読んで字のごとく、四方全てから坂を下って今の渋谷駅周辺にたどり着く地形となっている。一時期は「ビットバレイ」と渋谷を英語標記で表現して、IT産業がこぞって進出した時期もあった(アメリカ西海岸のシリコンバレイを参考にバレイつながりという語呂合わせで誘致をしたようである)。
東京メトロ銀座線は日本最初の地下鉄であるが、渋谷駅は地上3階に位置している。これは隣の表参道駅(この駅も千代田線開通のときに現在の位置へ移動し、名称も表参道駅となった。それまでは神宮前駅として100mほど渋谷駅に近い位置にあった)とほぼ同レベルの高さにあるといわれている。確かに「ブラタモリ」でも渋谷駅のグランドレベルは表参道のグランドレベルと比較して24mほど低いと説明されていた。ただ、これだと6階分の高さになってしまうが(?)。
渋谷に住んで半世紀以上となるが、まだまだ知らないことばかり、これから暇を見つけて調べていくことにしよう。
d0183174_11325585.jpg
番組の中で紹介されていた模型は写真の通り、確かに回りに川が流れており、自然の要塞的である。

私の関連するブログ → 金王八幡宮について/加筆しました
私の関連するブログ → 渋谷金王丸について
私の関連するブログ → 再び、渋谷金王丸
私の関連するブログ → 再び渋谷金王丸伝説Ⅱ
私の関連するブログ → もうひとつの渋谷金王丸祭事
[PR]
by motokunnk | 2011-04-10 08:45 | 神社・仏閣・城郭 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://kmotokun.exblog.jp/tb/13350301
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< マルセリーナが桜花賞を制す 混戦必至の桜花賞を制するものは? >>