さて、そろそろ家の周りの桜の木も葉桜となり、花見も終わりかけているようである。ということで今シーズンの花見の締めくくりは青山墓地の桜を紹介しようと思う。さて桜の前に青山墓地について調べてみると
「1872年(明治5年)、美濃国郡上藩(現在の岐阜県郡上市)の藩主だった青山家の下屋敷跡に開設された。当初は神葬祭墓地であった。1874年(明治7年)9月1日、市民のための公共墓地となった。1889年(明治22年)、東京府から東京市に移管された。1926年(大正15年)、斎場の建物のすべてが東京市に寄附され、日本で初めての公営墓地となった。」
とある。東京都営の墓地と思っていたが、もともとは違っていたことがわかった。これでまた物知りとなった。
散策していると知識が増えていくものである。さて桜はご覧のように満開である。ご存知のように一方通行の道が通っている両サイドだけでなく、普段は駐車場として開放されている側道にも桜の花が満開となっている。家族連れや老夫婦などが散策がてら花見見物と洒落込んでいる姿を多数見られた。
と一方では、東日本大震災の被害が青山墓地には及んでおり、墓石が無残に倒れてしまっている墓地も見受けられた。地震から1ヶ月以上が経過しているが、まだまだ復旧はほど遠そうである。