今日が東日本大震災から49日目となり、7週間が経過したことになる。死者を埋葬する日は49日が仏教の世界では一般的と言われている。
東北地方では未だに行方不明者が1万人以上おり、その方たちの捜索活動も積極的に行われている。また福島原発では放射能除去に向けての計画が発表された。遅すぎる計画発表ではあるが、まだ発表しただけ評価してあげるべきかと思う。
GoogleEarthの衛星写真で福島原発上空からの写真を見ると、TVなどで散々放映されているが、かなり損傷がはげしいようである。
一方で26日の衆議院予算委員会で菅首相は「遅くともお盆のころまでに希望者全員に入って頂けるようにしたい」と表明していた。カミさんとお盆って旧暦、それとも新暦と話したことを思い出すが、今日の閣議の後、大畠国土交通相は「めどがついてれば私の方から申し上げている」
といかにも不満そうな言い方ですべての仮設住宅が完成する時期について現段階では見通しが立っていないことを強調したという。
一方で、武村正義元官房長官が「首相には期待していたが、こんなにポストに固執する人間だとは思わなかった」と発言したとの報道もあり、身内からも菅首相の行動について批判の嵐が吹いている。鳩山前首相もカッコつける総理であったが、菅首相も言い方は悪いが、無責任な発言が多い首相だとここにきて感じることが多々ある。
厚生大臣時代の菅さんは有言実行であったが、首相となってからの菅さんは空手形ばかりでどうしようもないという烙印が押されてしまったようである。
といって今の民主党に菅さんに代わる人材は誰と問われてすぐにこの人ならという人物はいない。やはり人材不足なのかもしれない。といって自民党、公明党にも他の党にもこれはという人材はいないようである救世主の出現を期待するしかないのかもしれない、世も末である。
写真はGoogle Earthから