みやしたこうえんと渋谷はるのおがわプレーパーク

渋谷区には多数の区立公園がある。そのどれもが特徴があるとはいえない、どこにでもある公園(遊び場)が大多数である。ただし、この2つの公園は特徴があるという点で際立っている。その特徴も両極端のような気がする。
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その前に、児童会館という東京都が運営している施設があるが、大震災の影響で閉館されており、昭和の日が再オープンとアナウンスされていたが、何らかの事情でオープンが延期されていた。その理由は定かではないが、施設が老朽化してしまい、耐震補強が間に合わない(もしくは不可能)のかもしれない。
さてみやしたこうえんである。以前は宮下公園と漢字表記されていたが、前述の区の公園一覧ではひらがなとなっていた。一昨年秋頃だと思うが、区立施設の命名権譲渡でナイキ社が10年間の命名権を獲得し、「宮下NIKEパーク」の建設を計画していた公園である。一方で、路上生活者支援者らで組織する「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」が、「誰もが自由に使えるはずである公園がナイキ1社の商業スペースに変質してしまう」などの理由から同計画の中止を要求していた。
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ナイキ社は名称は従来のままの宮下公園を利用することで合意されたようであるが、先日オープンされたこうえんはちょっと計画が発表されたとおり、路上生活者は排除されたこうえんとなっていた。これが新生「みやしたこうえん」の説明パネルである。
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従来からある「フットサル場」の他に、「スケートボードエリア」、「クライミングウオール」などが新設され、新しいタイプの区立公園というイメージがある。実際、スケートボードエリアでは多数の若者、家族連れが楽しんでいる姿を目にすることができた。
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公園の奥(原宿方面寄り)にはご覧のスペースが用意されており、従来公園というとベンチがあり、花壇には花が咲いているというスペースも用意されていた。

さてみやしたこうえんをぬけて、代々木公園方面へ向かう。日曜日にはメーデー参加者で大盛況であった代々木公園は3日は、東日本大震災救済のための「ビッグハートプロジェクト」が開催されており、数日前とは明らかに種類の違う多くの人たちで賑わっていた(写真左はメーデー時のもの)。
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代々木公園を抜けて宇田川遊歩道を歩いてみることにする。たまたま散策の際に発見した遊歩道である。宇田川と命名されているので、渋谷川の源流として代々木方面から流れてきていた川が暗渠化され、遊歩道となったのであろう。
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実際にまっすぐな道というよりはゆっくりと蛇行した道となっている。遊歩道は代々木八幡駅近くまで続いている。
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スタート地点は、NHK放送センターから国立能楽堂へ向かう道を入った地点であるから、2km弱の遊歩道ではないかと思う。

さて代々木八幡まで来たので、「春の小川の記念碑」を見て帰宅しようかと歩いていくと今日紹介したくなったもうひとつの区立公園を発見した。その名は「渋谷はるのおがわプレーパーク」である。
何が特徴的というか、まず手造りの看板が目立つ公園である。
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「飛び出し注意」(この看板をだすのはボランティアの女性が行っていた)にはじまり、「渋谷はるのおがわプレーパーク」、そして開園時間まで全てお手製の木で製作された看板である。そして公園の利用ルールまでお手製の看板でできている。何から何までお手製である。みやしたこうえんとは大違いである。公園内もお手製の見晴台やブランコなどが設置されており、ボランティアと思われる人たちが開園前の準備をしている姿を見ることができた。
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みやしたこうえんとは大違いである。方や命名権を利用させることで近代的な施設として生まれ変わったこうえんと市民ボランティアに運営を委託したこうえん、どちらが子供にとっていいのかは判断しかねるが、もし私が若い父親だとしたら我が子を遊ばせたい公園は決まっているのだが。

「ここは「自分の責任で自由に遊ぶ公園です。子どもたちが「やってみたい!」を最大限カタチにするチャンスのある遊び場です子どもたちが自由に遊ぶためには「事故は自分の責任」という考えが基本です。地域のおとなたちと渋谷区が今日協力してこのプレイパークをつくっています。こわれているところをみつけたり困ったことがあったらプレーリーダーやスタッフに伝えてください。」

渋谷はるのおがわプレーパークに書かれている木のプレートに書かれたいることばである。

宮下公園の顛末 → シブヤ経済新聞のオープン記事(過去記事リンクあり)
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by motokunnk | 2011-05-04 09:43 | 公園・庭園・遊歩道 | Trackback | Comments(0)
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