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マンションの屋上からストロンチウム90検出!

一部の夕刊にはでているようであるが、横浜市港北区のマンション屋上にたまった堆積(たいせき)物を住民が採取し、8月に「同位体研究所」(同市鶴見区)で測定したところ、ストロンチウム90(半減期約30年)を1キロ当たり195ベクレル検出。9月中旬、市に連絡があったそうである。福島原発から250km以上も離れた場所で放射性物質が検出されたことに驚いている。政府発表の100km圏はマユツバと思っていたが、これでチェルノブイリ事故のとき、300km圏内は危険という指示がでたことに納得した。
これでいくと東京23区は全域危険地域になってしまう。検出されたレベルは人体に影響がないという低いレベルのものであるが、文部科学省が今回の事故後に行った調査では、福島第1原発から29キロの福島県浪江町で250ベクレル、36キロの飯舘村で120ベクレル、62キロの福島市で7・7ベクレル検出されているが、今回の検出数値は、浪江町と飯舘村の中間に位置する値であり、これが250km離れたところで検出されたことに原子力事故の怖さを感じてしまった。
人体に影響はないといっても半減期が30年と長いものであるから対応を考える必要があるのではと思う。政府として原発に対してどう取り組んでいくのか早急に結論を出す時期にきていると思う。TPPや原発と問題山積みであるが、これも菅政権のツケが回ってきたのであるから、野田総理はしっかりと舵取りする必要があると思う。
さて、ストロンチウムをネットで調べていると、原子力資料調査室という特定非営利活動法人があることを知った。脱原発活動を積極的に行っている団体のようである。「放射のミニ知識」のページの中にストロンチウム90の説明が掲載されている。他にもためになりそうな記事があるようだ。暇を見つけ読むことにしよう。

原子力資料室のページ → ストロンチウム90説明頁
横浜のマンションからストロンチウム90 → GoogleNewsのpage
by motokunnk | 2011-10-12 19:16 | 日記
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