今週はモータースポーツ界にとっては厄日の連続だったのかもしれない。先週のインディカーレースにおいてダンウェルドンが事故死してしまった。そして今しがた、オートバイの国際レースであるMotoGPのマレーシアGPでマルコ.シモンチェリが転倒したところに後続のライダーが突っ込んでしまい、命を落としてしまった。
まだ24歳、人生これからというときの痛ましい事故である。シモンチェリというと2009年シーズンにMotoGPの250ccクラスで青山博がチャンピオンとなった際のライバルであったという記憶が蘇る。とにかく速さは素晴らしかったと記憶している。2009年シーズンのセパンでの青山とのデッドヒートは今でも印象に残っている。
2008年に250ccクラスでチャンピオンとなりながら、翌年も同一クラスに残って連続チャンピオンを目指していたのを怪我の影響で青山にタイトルを取られてしまったということも思い出される。
2010年からMotoGPクラスで参戦した今年が2年目、今年のチームメイトは青山博で、2人でホンダサテライトチームで頑張っていた。ロッシの後継者とも言われており、ロッシ引退の時期も早まるかもしれないと思う。昨年の富沢祥也に続き、シモンチェリという将来のMotoGPを背負っていくであろうライダーの死に何ともいえない感じがしている。
富沢祥也のときもそして今回のシモンチェリの場合もTVでライブ映像を見て、悪い表現かもしれないが死を確信してしまった。ライブ映像もいいが、事故を目の前で見てしまうという恐ろしさもある。さすがにセパンのTV関係者は事故のリプレィは長い間ながすぅことはなく、それが救いではあった。
シモンチェリの冥福を祈ろう!
写真はhttp://www.motogp.com/enから転載した。
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