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原発の「語りかた」を考える

日曜日の震災特番の中で、震災前と現在の経済指標の比較をしている番組があった。震災前と現在で株価やGDPなどはそれほど大きな変化はなく、1年経って震災前に戻ってきているようであるが、貿易収支だけは6000奥程度の黒字から1兆円を超える赤字に転落している。
その原因は、電力供給だそうで、原子力発電が震災前の30%強から7%まで落ち、その分をLNGなどの火力発電で補っていることが赤字の原因だそうだ。そして5月になると現在稼動している原発も定期点検に入り、日本にある原発の全てが運転停止状態となる。そして関西電力の原発のストレステストが話題となっているようだ。
そんなとき、ロイターのブログでこんなことが書かれている。今日のブログのタイトルである。記事では、識者の見解を紹介しながら原子力発電をどうしたらいいのかを色々な角度から分析している。原発は稼動しているときだけでなく危険であるということ、使用済み燃料の廃棄場所をどこにするのかという問題など解決すべき課題は山積している。
そして記事は次の1文で締めくくっている。本当にその通りだと思う。
野田首相は昨年9月の国連で「日本の原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」と話した。 田坂氏が講演で、「いまの政府は誤解している」と語り、安全性の要件として「人的、組織的、制度的、文化的な安全性」を挙げたが、再稼動問題で政治家や電力会社の経営者らは、国民を納得させる言葉を持つのだろうか。

ブログ本文 → 原発の「語りかた」を考える

追伸:ローターのこのサイトはなかなか読み応えのある内容の記事が書かれている。この記事は昨日のものであるが、今日はまた別の記事が掲載されている。「戻れない場所」これも読み応えがありそうで、読んだ後に考えさせられる問題のようである。
by motokunnk | 2012-03-14 19:09 | 日記
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