今日は午後から銀座で開催されているセミナーに参加してきた。本社からは歩いていける距離なので久しぶりに銀座を散歩して目的地の銀座フェニックスプラザへむかった。
途中、伊東屋のショーウィンドウには伊東屋ビルの歴史が紙細工で展示されており、それによると2015年に新社屋を建設するようである。
セミナーのタイトルは「標的型攻撃への対策」、最近話題となっているテーマということもあり、会場は満員盛況であった。基調講演「標的型攻撃の最新トレンドと対策の要点」からスタートし、それぞれのベンダーが商品説明をしていく流れであった。
基調講演では標的型攻撃の目的を5つに分類してわかりやすく説明してくれた。「業務停止」「金銭搾取」「スパイ活動」「破壊活動」そして「政治活動」である。
その他にもためになる講演があり、有意義な午後のひと時を過ごすことができた。マクニカの説明では中国のサイバー攻撃が激しいとの説明があった。米国では中国のサイバーテロ集団のことを○○パンダと呼んでいるそうで、複数のグループが存在し、産業スパイめいたことをしているようなことを言っていた。
OODAという米国空軍の戦略の話もでて、米国では5つの戦場(陸、海、空、宇宙、サイバー)のひとつとして戦いの場として認識しているそうだ。産業スパイというと秘密裏に企業に忍び込み、機密データを盗んでくるイメージであるが、21世紀のサーバーテロは企業のメインコンピュータに進入し、企業の機密データを盗んでしまうようである。恐るべし中国である。日本もサイバーテロに対する防衛策を真剣に考えなければいけないと思ったセミナーであった。
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標的型攻撃への対策
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マクニカ
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ウェブルート
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トリップワイヤ・ジャパン
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EMCジャパン
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アイ・ティ・アール