昨日、館林駅から田山花袋記念文学館への道すじに彫刻が設置されている施設がかなり目立った。その彫刻の製作者を見ると藤野天光と書かれている。地元出身の彫刻家だと思うが、私は知らない人物であった。
道沿いには市役所、図書館、文化会館など市の公共施設が建てられていたがそのどれにも彫刻が置かれておりさながら街全体にパブリックアートが飾られているようであった。
彫刻だけでなく、街のところどころに石柱がありそれにはイロハカルタのようなイラストと説明が書かれていた。これも街を歩いていて新たな発見として面白かった。
通りに面した小学校では「手作り花の回廊」と題して本当に手作りのバスケットに花を植えたものが綺麗に飾られていた。今日から始まる「花と緑のフェスティバル」向けと書かれていたが綺麗な出来栄えであった。
帰宅してネットで調べると、やはり藤野天光は館林市出身で何と没後遺族が作品を市に寄贈しているという。それでその作品が飾られているのかもしれない。
また館林市には彫刻の小径という場所があるようだ。そこには今回見たような彫刻が多数飾られていると言う。ふらっと行くのも新しい発見に出会うチャンスがあるが、美術品をじっくり眺めるときは事前に調査してから行くことが間違いなくてすむことが多い。
今後館林に行くことがあったら時間をたっぷりとって、見るべき場所を決めて芸術鑑賞をすることにしよう。ただ、駅前をとわず、やたらとたぬきの石像があったことは報告しておく。ロータリークラブの周年記念としての石像が多かったようだが。
今日から後半の4連休がスタートである。4連休、何をして過ごそうか悩みは多い。
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藤野天光
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彫刻の小径・作品一覧
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花と緑のフェスティバル~緑いっぱい花がほほえむ館林~