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今年も6日がやってきた/ノーモアヒロシマ/麻生発言の訂正も

今年も8月6日がやってきた。午前8時15分に歴史上初めて原爆が広島に投下された。当時の資料を見ると、原爆投下候補場所には東京も入っていたようである。もし東京に原爆が投下されていたら、私は生まれていなかったし、天皇陛下も存命していなかったのではないかと思う。
天候が今日と同じで雨模様だったので、晴れていた広島が選ばれたとのこと、天候の気まぐれさによって候補地が決まったこと自体、なんとなくやりきれない気持ちになる人も多いと思う。
さてそんな中で68回目を迎えて記念式典が開催された。安倍首相や海外70か国と欧州連合(EU)代表部の代表が出席。核拡散防止条約(NPT)加盟の核保有国では米、英、仏、露、非加盟国ではインド、パキスタン、事実上の保有国とされるイスラエルが大使らを送った。ルース米国大使が出席したのは昨年と同様であった。広島市長の平和宣言の要旨をみると、
「この夏も、東日本では大震災や原発事故の影響に苦しみながら故郷の再生に向けた努力が続いています。復興の困難を知る広島市民は被災者の皆さんに寄り添い、応援し続けます。日本政府が国民の暮らしと安全を最優先にしたエネルギー政策を早期に構築し、実行することを強く求めます。」
と語られており、原発依存からの脱却を訴えているようにも思える。いずれにしろ、戦争の悲惨さ、原爆の脅威を再認識する1週間となりそうである。

話はかわり、昨日以前のブログで麻生発言について失言という言い方をしたが、その考え方を改めなければいけない記事を発見した。
「朝日が日本を国際社会の笑い物に…歪曲された麻生発言」と題された記事で、桜井よし子が投稿している。桜井さんが理事長を務める国家基本問題研究所主催の「日本再建への道」で麻生発言はされたそうだが、この時の麻生発言は憲法改正には慎重さが重要というまったく朝日新聞が伝える内容とは異なっていたようである。
理事長の立場としてちょっとがっかりしたとの感想も書かれていたので、たぶん麻生発言はその前後の発言を考えれば、憲法改正には慎重にしていかなければいけないという論調だったように思える。
朝日新聞という立場、天声人語という大学入試でも採用される格式の高い文章であれば、事実を歪曲して伝えるのはいかがであろうというのが桜井さんの結論である。彼女は過去に朝日新聞は従軍慰安婦問題でも事実を曲解して報道し、日本国に不利益を与えたことを紹介している。
報道の自由は守られなければいけないが、いくら主義主張があるといっても事実を歪曲して伝えることはいかがなものかとも思う。何を信じていけばいいのかわからなくなりそうな桜井さんの記事であった。
参考URL → 原爆の日 人類の教訓語り継ごう
参考URL → 68回目の広島原爆忌…首相、米大使ら式典出席
参考URL → 朝日が日本を国際社会の笑い物に…歪曲された麻生発言
by motokunnk | 2013-08-06 19:00 | 日記
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