先月、緑内障の治療兼検査に日赤医療センターに行き診断を受けた。そこで病名が正常眼圧緑内障と診断され、正常な眼圧であれば問題ないのではないかと思い、主治医に質問したところ、今度緑内障についてのセミナーを行うのでぜひ出なさいと今回のセミナーを紹介してくれた。
セミナーは午後2時半から開始されるとのことだったので開始10分前には会場にいけるように自宅を出発した。開催場所の講堂には既にセミナーを受講する人が多数(50名前後)集まっていた。この病気に関して関心の高さを認識してしまった。
2時半になり、セミナーが開催されたが、まず、講師からこのセミナーを何で知りえたのかの問いがあった。日赤に通院している人が参加しているものと思っていたら、日赤のホームページを見て参加したという人が数十人もいたのにまたまた驚いてしまった。
講師の話では1993年からこのセミナーを開催しているそうだが、最初のころは数名だったそうだ。隔世の感があると言っていたが、それだけ緑内障という病気が認知されてきている証拠なのかもしれない。
セミナーはたいへんわかりやすい構成であった。中でも親族に緑内障患者がいる場合、発症するケースが一般人の7~10倍もあるとの報告にはビックリした。また、高眼圧症と診断されて視神経障害がでるまでに時差があることも知った。その後視野障害がでるそうで、実際視野障害がでてから治療をするのでは遅すぎると説明され、今治療していることの理解が深まった。
点眼薬も種類によって機能がわかれていることも説明され、3種類の点眼薬を使用している意味も理解したわけである。総じてたいへんためになった2時間であった。
OCTという機器の説明もあり、技術の進歩が緑内障発見に貢献していることもわかった。
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緑内障は怖くない
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茨城県 眼科 山王台病院
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眼科OCT