人気ブログランキング |

公立図書館で「アンネの日記」が破られて

リタイアしてからよく区立図書館を利用するようになった。私の場合は文学作品を借りて読むことがたいはんであるが、文学作品の中にも頁に折ったあとがあるものが多数ある。次に読むときにその場所を開きやすくさせるため、借りた人が栞がわりに頁の角を折ったのであろう。本来であればこの行為すらモラルに反する行為だと思うが、頁を破り捨てるなど明らかに犯罪行為である。
特に日本政府の右傾化を攻撃している隣国では、この事件を歴史否定の動きがあると批判しているようだ。ただこの意見は的はずれである。他国の歴史認識をうんぬんするなら、正確な史実を押さえておくべきである。たとえば1938年、首相と陸軍・海軍大臣などで構成する五相会議が決めた猶太(ゆだや)人対策要綱は、ユダヤ人迫害は「日本が多年主張してきた人種平等の精神に合致しない」として公正に扱う方針を打ち出した。
そしてユダヤ人に「命のビザ」を発給した杉原千畝(ちうね)、そのビザで日本に来たユダヤ人の滞在延長を助けた小辻節三(せつぞう)など、ユダヤ人が恩人と仰ぐ日本人も少なくない。
公立図書館で「アンネの日記」が破られて_d0183174_8323627.jpg

その杉原千畝を語った人物から都立中央図書館に「アンネの日記」とその関連本137冊が宅配便で送られてきたそうだ。この他にもイスラエル大使館からは300冊の「アンネの日記」が希望する自治体に贈られるそうだし、「アンネの日記」が破られたことを発端にして公立図書館が注目されてきつつあるような気がする。
タイガーマスクの主人公「伊達直人」名でランドセルが贈られてきたことがあったが、今回の寄贈者もこのことが頭の中にあり、杉原千畝という実在の外交官の名前を拝借したのではないだろうか。私は杉原千畝という人物を今回初めて知った。またホロコースト事件についても言葉は知っていたがどんなことが第二次大戦中のドイツで行われたか知らなかったので、歴史を再認識するうえで今回の「アンネの日記」事件は勉強する場を与えてくれた。今度、杉原千畝という人物について調べてみることにしよう。
参考URL → 「杉原千畝」名で137冊寄贈 「アンネの日記」関連本
参考URL → 杉原千畝
by motokunnk | 2014-02-28 08:33 | 日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://kmotokun.exblog.jp/tb/20408066
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 退職後初めての確定申告と下町ボ... ビットコインが危うい状況? >>