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集団的自衛権容認についての国会審議のあり方

閉会中だと思うのだが、国会の予算委員会審議がNHKで放送されていた。集団的自衛権行使容認に対しての答弁が主であると思うが、何故か順番が逆ではないだろうか。
日本は三権分立の国であり、国会は立法府である。そして内閣は行政府なわけであるから、そもそも憲法解釈の変更は国会で十分議論して国としてどう考えるかを判断すべきである。
安倍首相は何を間違ったか、首相主導で憲法解釈の変更を行い、集団的自衛権容認の閣議決定をしてしまった。2週間ほど前にブログでも書いたが、憲法9条の解釈を変更することは安倍首相が戦争に参加することはないといって、ポスト安倍政権が戦争好きの集まりとなった場合、戦争をはじめてしまう危険性があるものなのだ。
国会付近では日曜日から3日連続で『「閣議決定」撤回!閉会中審査でごまかすな!』と題した抗議活動が予定されている。
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日曜日に行われた滋賀県知事選挙では自民・公明党の推す候補者が民主党の推す候補者に敗れてしまう事態が起こった。嘉田由紀子知事の後継選びという位置づけの選挙で、集団的自衛権のみで争われた選挙ではないが、原発容認という政府の姿勢も卒原発という考えを継承する候補者に敗れたわけで、地方選挙といっても侮ることはできない結果だ。
真剣に集団的自衛権行使容認について考えてみるべきではないだろうか。そして行使容認が間違っているのであれば、破棄することもあると思うのだが。
参考URL → 解釈で憲法9条を壊すな!
参考URL → 武力行使拡大、鮮明に「集団安保参加可能」
参考URL → 滋賀県知事選
by motokunnk | 2014-07-15 08:30 | 日記
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