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ノーモアヒロシマと慰安婦問題と笹井副センター長の自殺

昨日は新聞の社会面で大きく取り上げられた記事が複数あった。まずは朝日新聞が見開き2面で特集した読者の疑問に答えますと題した「慰安婦問題」が波紋を呼んでいる。特に事実無根であったと従来の主張を否定している個所に問題が集中している。

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それは、「済州島で連行」という項目でサブタイトルで大きく「裏付け得られず虚偽と判断」としている点である。発表当時はマスコミで話題となったが、複数の新聞社からこのような事実はなかったとの検証がでていた。また2012年11月に当時の安倍自民党総裁が日本記者クラブでこの問題について取り上げ、批判している。今回、やっとこの問題について本家である朝日新聞が虚偽であったことを認めたわけだが、石破自民党幹事長などは「非常な驚きを持って受け止めている。裏付けの取れない記事を、なぜ今日まで正しいとしてきたのか。多くの人々がこの報道を前提に、いろいろ議論してきた。取り消された報道に基づいて生じた関係の悪化、怒りや悲しみや苦しみを氷解させるために必要なら、議会がその責任を果たすのはあり得ることだ。」と語ったそうだ。
いずれにしろこの問題、日韓関係にも大きく影響する話で政府としての考え方をまとまる必要がある。
そして次にビックリしたのは、STAP細胞関連騒動で小保方さんの上司であった笹井理研発生・再生科学総合研究センター副センター長が自殺してことであった。終始担当リーダーとして小保方さんをかばってきた立場の人間の自殺、どうとらえればいいのであろう。
笹井氏は若くして成果をだすなどこの分野でのエリートであったそうだ。STAP細胞ではミソをつけてしまったが、今後の研究活動でじゅうぶんリカバリーできたと思うので、なぜ今自殺してしまったのかがよくわからない。
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そして今日は広島に原爆が投下されて69年目をむかえる。広島市は雨だそうだが、雨の記念式典は何年ぶりとなるのであろう。今年はキャロラインケネディ米国大使も参列するそうだし、原発再稼働に向けて準備をすすめる安倍首相がどんな発言をするのであろう。
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被爆者代表からは集団的自衛権の行使容認反対の意見がだされると聞くがその対応はどうするのであろう。
昨日発表された防衛白書では、集団的自衛権の行使容認について評価している。立場が変われば同じ事象についても賛否両論があり、全員が賛成する政策・外交判断は皆無であろう。いかに政府は大多数の国民が満足する政策を実行していくかが課題である。
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参考URL → 慰安婦問題
参考URL → 防衛白書

by motokunnk | 2014-08-06 08:35 | 日記
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