昨日、理研のSTAP細胞検証実験を担当している丹羽仁史プロジェクトリーダーが中間報告を発表した。これによると小保方論文の手順に従い22回の実験を行ったが1回も成功しなかったとのことである。

常識的に考えれば20回以上の実験を繰り返して成功しないのであればその実験手順は間違っているとの結論がでてしかるべきである。ただ夢の細胞というだけあり、理研もおいそれと結論をだすのにはためらいもあるのかもしれない。
有識者の中にはSTAP細胞の存在に疑問を持っている人もいると聞く。また検証実験も独立行政法人が行っているのだから、税金で運用されているはず、税金の無駄遣いとの指摘もあるようだ。
来年3月に最終報告をまとめるそうだが、小保方リーダーが別に行っている検証実験の期限が11月末ということも考え、年内に最終報告を発表してもいいのではないかと思う。
理研も組織改革案を同時に発表しているので、新たに組織改編もして再出発する道を選んだほうが得策と思えるのだが。
参考URL →
「STAP細胞を作製できず」 理研が中間報告