ロイヤルズが29年ぶりのアリーグチャンピオン、日本ではFSが開幕今年は久しぶりに日米野球が開催されるが、日米でそれぞれチャンピオンを決めるポストシーズン真っ盛りである。まず今朝の試合、アリーグはロイヤルズが3連勝して今日の試合に勝利すれば29年ぶりとなるリーグチャンピオンを決める試合が行われた。 試合は1回裏にロイヤルズが1、2番の連続出塁でチャンスをつくった。当たっている3番のケインにバントをさせ、一死2、3塁で4番ホズマーの打球は内野ゴロ、本塁への送球を捕手がしっかり捕球することなくタッチにいき、結局そらしてしまい、2塁ランナーの青木まで生還させてしまった。 その後のオリオールズの反撃をホームランの1点におさえて、ロイヤルズが29年ぶりにアリーグを制覇した。インタビューで青木もまさかあの2点で勝てるとは思わなかったと言っていたが、まさに守備の勝利であったといえる。 思えば、ワイルドカードプレイオフの試合は3-7からの逆転であった。9回裏に青木の犠飛球で同点に追いついたことから今の快進撃がスタートしたのではと思う。 ブリュワーズから今年トレードで移籍した青木にとってリーグ優勝は格別であったと思う。 ロイヤルズの強さはグレッグ・ホランド(1勝3敗46セーブ・防御率1.44)、ウェイド・デービス(9勝2敗3セーブ・防御率1.00)、ケルビン・ヘレーラ(4勝3敗0セーブ・防御率1.41)という「新ナスティ・ボーイズ」と呼ばれる協力リリーフ陣にあると言われるが、外野守備も鉄壁である。青木は試合後半よくダイソンと交替する。 MLBでは外野の守備率についての指標があるそうで、青木の場合はー8でダイソンは22だそうだ。平均は0でマイナスの場合はシーズンでそのぶん失点が多くなってしまうということだそうだ。これによればダイソンと青木の差は歴然で当然守備固めでダイソンに交代するのは当然かもしれない。ロイヤルズの外野はゴードン、ケイン、ダイソンとなるとそれぞれ20点台をマークしておりまさに鉄壁の守備陣である。 今日の試合もゴードンの見事な守備がロイヤルズを救った勝因の一つかもしれない。打撃は水物といわれるが、まさにこのポストシーズンはこの言葉があたったシーズンであった。エンゼルスも打撃不振、オリオールズも同様、ロイヤルズの投手陣がよかったせいもあるだろうが対戦相手の不振に助けられたのかもしれない。そしてロイヤルズのもう一つの特徴は走力、盗塁数はアリーグトップであり、このポストシーズンも盗塁を含めた走塁面でだいぶ相手チームを揺さぶった印象がある。 ワールドシリーズは23日に地元で開催する。ちょっとした休みがあるので、体調を整えてぜひ29年ぶりのチャンピオンとなってほしい。TV中継を観ていて空撮の際、そばにもう一つの競技場が写し出されていた。たぶんNFLのカンザスシティチーフスのホームグランドであろう。現在AFC西地区の3位だが、ロイヤルズにあやかって上位進出を目指してほしい。 最後に日本のポストシーズンであるCSもファイナルシリーズとなった。日本ハムはあと少しのところでソフトバンクに逆転サヨナラ負けをきっしてしまった。
by motokunnk
| 2014-10-16 09:55
| スポーツ全般
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