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STAP細胞はありませんでした

今年1年、科学の世界はSTAP細胞で揺れ動いたといってもいいかもしれない。Googleの発表した検索ランキングでも小保方さんの名前が女性部門で第1位となったし、流行語大賞にも小保方さんが会見で話した「STAP細胞はあります」という言葉がノミネートされていた。
ただ、論文の改ざんやデータの入れ違いなどそもそも初期的なチョンボが多く、まず論文の撤回が行われ、今日実証実験の結果が理研から発表されるという。4月の会見で小保方さんは200回以上STAP細胞はつくっていると語っていたが、彼女が同じ会見で話していたコツやちょっとしたレシピの存在は何だったのであろうか。
割烹着ライクな実験服を着ていたからといってコツやレシピなど料理の味を左右させるテクニックを使わなくても科学の世界では同じ手順を踏めば当然、同じ成果が得られるものである。そのための論文であり、論文が撤回されたときからこの結論はある程度は予想されたことだと感じていた。
理化学研究所もIPS細胞にかわる成果を発表しようとして焦ってSTAP細胞という夢の細胞の研究をしてしまったのかもしれない。小保方さん一人の責任ではないと思うし、日本の科学分野での研究をしている数多くの研究者が否定されるわけではないと思う。
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朝日新聞のオピニオンには「STAPの教訓」と題して郷通子前御茶ノ水女子大学長と榎木英近畿大学医学部講師の話が掲載されている。どちらも参考になるので、一読してみてはいかがであろう。

by motokunnk | 2014-12-19 08:45 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)
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