スタートでメルセデス2台が遅れて、フェラーリのワン・トゥという思ってもみなかった展開でハンガリーGPは開始された。
その後ハミルトンがコースアウトしてしまい、盤石と思われたメルセデスもミスは起こすものと安心した。レースはセーフティカーもはいる荒れた展開であったが、ベッテルは終始レースをコントロールして今季2勝目をあげた。
そしてマクラーレン・ホンダの2台は落ち着いたレース運びに徹して、タイヤ交換もスムーズにこなして今季初めてとなるアロンソ5位、バトン9位とダブル入賞を果たした。
これから約1カ月の夏休みにF1は入るが、休み前に入賞したことはチームの士気を高めるうえでもベストな結果となったのではないだろうか。
レース前には、先日亡くなったジュール・ビアンキの追悼セレモニーが行われ、ビアンキのカーナンバーが欠番となることが発表されたそうだ。