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ソフトバンク連覇、そしてデータ改ざんはとどまらず

プロ野球日本シリーズ、ソフトバンクがソフトバンクが第5戦を勝利し4勝1敗の成績で日本一を獲得した。球団にとっては南海時代も含めて初めての連覇達成である。とにかく今年のソフトバンクは強かった。何しろ最多連敗が3というのである。3番から6番を柳田、内川、李大浩、松田と固定して戦ったことも大きかったし、投手陣も安定していた。そして守備も堅実で走塁も貪欲に次の塁を狙う姿勢が見えていた。
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日本シリーズはクライマックスシリーズでMVPとなった内川を負傷で欠く戦いであったが、バックアップメンバーが内川の欠場を意識させない活躍を魅せた。このソフトバンクの充実度は来年も続きそうだ。日本ハムも優勝目指すにはこの強敵をどう攻略するかがポイントになりそうだ。勝利が決まったとき、欠場中の内川がユニフォームを着てグランドに現れたのにはびっくりした。やはりキャプテンとしてチームのことが心配であったのかもしれない。
そして話題はかわるが、旭化成建材のくい打ちデータの改ざんが横浜だけにとどまらないようである。建設業界はどんぶり勘定といわれるほど細部まで確認作業が行き届かない業界であった。
それが大手建設業を中心に品質管理の徹底が叫ばれ、施工品質の向上を取り組んできたが、まだまだ道半ばといったところである。末端の事業者にとってみると品質は二の次で利益、工程が最優先となっているようだ。
そして問題のくい打ちであるが、一番コストがかかるようで、聞いたところによると1本くいを打たないとけっこうな利益がでるそうである。くいを減らすVE提案(品質は確保しながらコストを下げる提案)もかなりあるようだ。
まあ、今回の問題は確認をしなかった元施工会社にも問題はあるが、旭化成建材のほかにもくい打ち業者はいるはずで、ほかの業者がデータの改ざんをしていないという保証はない。逆に改ざんをしている可能性が高いともいえる。
くい打ちは地下の安定した地盤まで打って固定することであるが、関東地方の場合、この地盤までの深さが安定していない。地表で1mずれると地盤はどうなっているかがわからないというのが実態である。といってくいを減らしたところで建物が倒壊する可能性はかなり低いのが現状である。
この問題、あまり追及していくと日本全国のくい打ち工事を対象としなければいかなくなってしまう危険性があるのだが。全国を網羅した地盤図作成が急務だと思う。紙ベースのものは出版されているようである。
参考URL → 2年連続日本一・写真転載サイト
参考URL → データ改ざん ほかの業者に調査拡大 検討へ
参考URL → 日本国内の地盤図一覧
by motokunnk | 2015-10-30 08:51 | 日記
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